盛岡タイムス Web News 2013年  10月  18日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉171 草野悟 さくら会、沿岸応援バスの旅


     
   
     

 和紙人形制作の「さくら会・代表 丹野恵美子さん」は、和紙人形ながら人物のしぐさ、動作、表情などを巧みに表現する素晴らしい作品を数々発表してきました。盛岡さんさ踊りは、JR盛岡駅のコンコースに飾られています。米沢の上杉謙信の大名行列や二戸市の九戸政実・九戸城決戦の様子などのほか、芋煮会や田植え、酒造りなど日常的な様子も和紙人形で再現してきました。

  その丹野恵美子先生率いる和紙人形作りの「さくら会」の皆様44人が、10月の初めに久慈市から宮古市までの沿岸をバスで巡回しました。米沢、二戸、宮古、盛岡の各支部の方々です。米沢からも遠路参加です。

  昼食は普代村の「くろさき荘」で、駅‐1グルメの代表作「明るい漁村弁当」をいただきました。茂石支配人はじめ料理長、スタッフの「お・も・て・な・し」に皆さん満足の様子でした。最高齢の参加は、大槌町で被災し、今は盛岡のみなし仮設住宅で独り暮らしの87歳のおばあちゃん菅原さんです。「参加して良かった。早く大槌に戻りたい。自分のところばかりでなく、いろいろなところで震災の苦労があるんだね」と感慨深そうにうなずいていました。

  私は丹野先生と年齢的に深い仲(笑)、昔からの友人ですからバスガイドを買って出ました。皆さん高齢に近い方々(失言)、失礼のないようにと緊張しながらの案内です。バスの中で、現在抱えている被災地の現状をお話しさせていただきました。真剣に聞いてくださり、私も勇気が出てきました。

  クレームも少しありました。「くろさき荘」の食事のあと、「皆さんたくさん買って応援してください」とお願いし、売店に行っていただいたのですが、普代名物「すきこんぶ」しかなく、「もっと他にないの?」「もっと買いたかったのに」と。すみませんでした。普代村のアドバイザーの私としましては十分に反省し、皆さんに山盛り買っていただけるよう、売店の品ぞろえを強化します。皆さん、本当にありがとうございました。少しでも多くの方々が沿岸を訪れてくれるよう願っております。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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