盛岡タイムス Web News 2013年  10月  27日 (日)

       

■ シラウメとともに140年 雫石町安庭小 地域住民らと記念式典

     
  創立140周年の式典で合唱を響かせる全校児童  
 
創立140周年の式典で合唱を響かせる全校児童

 雫石町西安庭の町立安庭小学校(荒川享司校長、児童74人)で26日、創立140周年記念式典が行われた。同校は南部藩士による開墾を機に1873(明治6)年5月に学舎が創設され、県内で最も古い学校の一つとなっている。式典では全校児童による発表などが行われ、来賓や地域住民ら約120人が祝福。式典後は、同校を象徴するシラウメ(白梅)を植樹した。

  荒川校長は式辞で、1968年の不慮の火災、71年の全日空機衝突事故による対策本部設置、御所ダム建設による校舎移転に触れ、「苦難の連続だったが、苦難に耐え、己を磨く力強い歴史がある」とあいさつ。

  深谷政光町長は「誇りを持ち、勉強と運動に励み、将来の雫石を担う立派な町民に成長することを期待する」(代読)と児童を激励した。

  1、2年生は創作詩「百四十歳、おめでとう」、3、4年生は同じく創作詩の「安にわの古木は待っている」、5、6年生は河井酔茗作「ゆずり葉」を群読。全校で「イーハトーブの風」(作詞・作曲、あんべ光俊)を合唱し、「安庭に生きる心をこれからもつないでいきます」と誓った。

  児童会長の田屋舘純君(6年)は「みんなで心を一つに頑張ることを目標に準備を進めてきた。2、3年後に他の学校とくっついてしまうので、140周年に立ち会えてうれしい」と話していた。

  シラウメは、校舎南側の相撲場の並びに植樹。白い花を咲かせ、実もなる種類で、幼木3本を出席者とともに植えた。児童会副会長の川代杏さん(同)は「シラウメとともに、すくすくと育っていきたい」と誓った。

  卒業生らで発足した創立140周年記念事業実行委(高橋勝弥委員長)からは、ジャングルジムなどが贈られた。同校の卒業生は3600人を超える。


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