盛岡タイムス Web News 2014年  4月   13日 (日)

       

■ 〈体感思観〉 編集局 山下浩平 成長へ指導者との出会い


 スポーツをする上で大切なことは、成長の土台、基礎をどれだけ固く作り上げることができるかにかかっていると考える。おそらく、子どものころから積み重ねることが大切なのであろう。そして重要なことがもう一つ。どれだけ早い時期に、優れた指導者に出会えるかどうかである。

  最近、貴重な経験をさせてもらった。女子バレーボール元全日本代表の綱嶋久子さんが、家族で紫波町に移り住んでいる。8月に紫波町で始まるバレーボールアカデミーのヘッドコーチを務めるということで、インタビューをさせていただいた。

  豊富な経験だけに目が行ってしまうが、綱嶋さんは指導を行う上で「バレーボールを通じて、礼儀や立ち振る舞いなど、人として生きていく上で必要なことを学ぶ場にもしたい」と話していた。

  私は部活、クラブチームという枠でソフトテニスを続けており、今年で12年目になる。特に部活では顧問の先生、先輩や後輩との上下関係などがあり、そこは社会に出て必要な礼儀作法、精神力を身に付ける場でもあったと、今になって思う。競技に必要な技術以外で学び得たものは将来、競技を続けるにしろ辞めるにしろ、必ず生きてくる貴重な糧ではないか。

  これからの成長が楽しみな幼児、小中学生が対象のアカデミー。それが子どもたちにとって人生の基礎づくりを手助けしてくれる、指導者との出会いの場になることを願う。
 


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