盛岡タイムス Web News 2014年  4月   18日 (金)

       

■  花巻空港 国際化に向け“春一番” 定期便化へ弾み 6月19日まで週に2往復 台北と定期チャーター就航


     
  初の定期チャーター便の乗客をもてなす達増知事ら  
 
初の定期チャーター便の乗客をもてなす達増知事ら
 

 いわて花巻空港に17日から初の国際定期チャーター便が就航した。同日午後4時10分ころに台湾の中華航空機が台北から到着し、空港ロビーで歓迎セレモニーが行われた。往路で台湾のツアー客75人を迎え入れ、達増知事らによる本県のミッション団が復路で台北に向かった。定期チャーター便は6月19日までの2カ月間、週に2往復運航する。本県からの利用実績によって、花巻―台北間の国際定期便就航の可能性が高まる。

  これまでの花巻―台北間は、主に準定期的なダイヤで運航するプログラムチャーター便で結ばれていた。国際便で花巻に降りる旅客は2000年以来、台湾が毎年トップを占め、中国、韓国、タイなどのチャーター便の実績を大きく上回っている。

  県と県空港利用促進協議会は、東日本大震災後の観光復興のため花巻空港の国際化を目指し、台湾に空路の充実を働き掛けてきた。定期便就航の市場動向を見る上でも、今回は週2回、曜日を決めてチャーター便を運航し、県民の利用を促進する。

  木曜と日曜日に、中華航空のボーイング737型機が、花巻―台北間を18往復36便運行する。今年はプログラムチャーター便6往復10便と合わせると46便となり、春季としては過去最高の便数となる。

  県空港課の木嶋淳課長は「実績が上がり、高い搭乗率があれば可能性があり、定期便開設を働き掛けやすくなる。ゴールデンウィーク中は余裕があるので、皆さんにお願いしたい」と話す。

  定期チャーターの台湾観光客は花巻空港到着後、八幡平、弘前、十和田、中尊寺、仙台、猊鼻渓などを回る。本県からの観光客はJTB、HISの台北、九●(人偏に分)などを観光する旅行商品が発売され、県民の参加を募った。

  東北6県では仙台―台北間に定期便があり、秋田、青森はソウルとの間に定期便が就航している。花巻空港の国際化に向けて、今回の定期チャーター便の利用実績が問われる。


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