盛岡タイムス Web News 2014年  4月   19日 (土)

       

■ 〈おらがまちかど〉10 佐々木貴大 盛岡市仙北2丁目内 荒れた場所に憩い戻る 仙北きた児童公園 環境整備に住民の結晶



     
  子どもたちも協力し、公園の整備に取り組む  
  子どもたちも協力し、公園の整備に取り組む
 

 盛岡市仙北2丁目。町内にあるJR仙北町駅の南側には「仙北きた児童公園」がある。現在は子どもたちが元気に遊んでおり、かつては高齢者のゲートボールや地域の祭りなどに利用されていた。同公園は同自治会(徳田石男会長)が市公園みどり課の委託を受け、協力して環境整備にあたっている。

  公園は数年ほど前までは、やぶが生い茂り、見通しも悪く風紀の良くない場所だったという。自治会が整備を進めたほか、地域住民も積極的に清掃に参加した結果、今年に入り新たな遊具も設置され、子どもたちが安心して遊べる公園になった。土曜日の早朝に公園を清掃している藤本照さん(64)は「10年ほど前から、落ち葉の掃除や雑草取りを行ってきた。地域の子どもや家族の憩いの場所になってほしい」と願う。

  13日には、自治会の役員や子どもら約40人が参加し公園を整備した。子どもたちは公園内に設置されているベンチ2基の修繕を担当。このベンチも2011年11月、地元の水口勝士さん(67)の指導の下、当時の子どもたちとともに製作した。子どもたちは、むらにならないようベンチを塗装。大人たちは子どもたちの作業を見守りながら、清掃や地面の整地を行った。今後も花壇に花の苗を植えるなど整備を進める。

  参加した及川千晴さん(仙北小5年)は「きれいにできたのでいろんな人に座ってほしい」と話す。小家大輝君(同4年)も「普段もこの公園で遊んだり、ベンチに座って友達と話したりしている。みんなで清掃して、すごくきれいになったので、これからもきれいに使いたい」と語った。

  徳田会長(76)は「これからも、いっぱい遊び、語らう場になってほしい。いずれはこの公園でイベントなどを開催したい」と話す。

  水口さんも「こうやって子どもたちが地域の大人と触れ合うのも大事。そして自分たちで修理や整備することで、物を大事にすることを感じてもらえたら」と期待した。
   (佐々木貴大)


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