盛岡タイムス Web News 2014年  4月  26日 (土)

       

■ 〈おらがまちかど〉11 相原礼以奈 盛岡市 山岸5丁目町内 人の輪から生まれる笑顔 月2回サロン 見守りや支え合い強化

     
  作品制作や世間話など、和やかな時間を過ごす参加者ら  
  作品制作や世間話など、和やかな時間を過ごす参加者ら
 

 盛岡市山岸の山岸五丁目町内会(佐々木忠男会長)はこのほど、月2回の「五丁目サロン」をスタートさせた。町内で少子高齢化や家族数の減少が進んでいることを受け、見守りや支え合いを強化する取り組み。初日の14日には会場の山岸五丁目公民館に約40人が集まり、お茶を飲んだり折り紙をしたりと、思い思いの時間を過ごした。

  サロンは毎月2回、第2・第4月曜日に開かれる。午前10時から正午までの2時間を自由に過ごす。お茶を飲んで話をするほか、手作りの活動やミニマッサージ、音楽鑑賞など好きなメニューに参加して楽しむことができる。

  同地区では2010年に公民館ができ、各種集会や絵の教室などに活用してきた。佐々木会長(76)は「民生委員の高橋博子さんからサロンの提案があり、副会長の高橋兌子さんらと2月ころから話を進めてきた。高齢者が増え子どもの少ない、山あいの地区。家の中だけにいるとストレスもたまるので、交流して生きがいを感じられたら」と期待する。

  同日は多くの参加者が、発案者の高橋博子さん(66)の指導で折り紙でこいのぼりなどを折り、端午の節句にちなんだ壁飾りを制作。互いに教え合いながら作品を完成させ、にぎやかな時間を過ごした。最後には「きょうの歌」として、声を合わせて「北国の春」を歌った。

  参加した中野栄子さん(66)は「初日で何をするのかと思って来たが、楽しかった。折り紙で指先を使うと脳の刺激にもなるのかなと。年を取ると家にこもりきりになってしまうので、いいことだと思う」と話す。

  高橋さんは「開設に当たり、一人暮らしのお年寄りや、普段、人と話す機会はないがパワーのある人たちもたくさん手伝ってくれた。そういった人が主役となれる運営をしていきたい。これまで町内の活動に入ってこなかった人も参加してくれたので、頑張りすぎずに継続していきたい」と語った。
(相原礼以奈)


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