盛岡タイムス Web News 2015年  1月  1日 (木)

       

■  プロで大成を SBホークスのルーキー松本裕樹君(盛岡大附高) 将来は国代表する投手に 岩手での応援胸に 飛躍期す背番号66


     
  プロ野球界での目標を語る松本裕樹君  
 
プロ野球界での目標を語る松本裕樹君
 

 2014年のプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けた盛岡大学附属高の松本裕樹君(3年)。12月1日には正式契約を結んだ。2015年、いよいよプロ野球選手としての一歩を踏み出す松本君。「プロ入りへ、いろいろな不安はあるが楽しみの方が多い。将来的には、チーム、国を代表する投手になりたい」と抱負を語った。

  松本君は最速150`の直球と多彩な変化球、卓越した制球力を武器とする右投手。球団の小川一夫編成部長は指名あいさつで盛岡を訪れた際、「非常に頭の良い選手という印象を持った。体作りをしっかりすればホークス、そして将来を背負って立つ選手に成長する。投手として、20勝が期待できる」と高評価だった。

  神奈川県出身の松本君が野球を始めたのは5歳のころ。2歳上の兄が少年野球を始めたのをきっかけに、一緒に始めた。小学2年生から3年生でマウンドにも立った。「投手をやっているときが一番楽しい」と語る。中学時代は瀬谷ボーイズでプレー。卒業後の進路に悩んでいたところ、瀬谷ボーイズの監督や盛岡大附の関口清治監督と相談し、盛岡大附へ進学。神奈川県在住の両親も快く送り出してくれた。

  「盛岡に来て、野球の技術だけでなく、人間としても大きくなれた。一番の思い出は雪の中の練習。岩手、盛岡の方に温かい応援をしてもらえたことも思い出深い」と語る。高校野球最後の年となった14年、最も印象に残った試合は、夏の県大会決勝、花巻東戦。「13年の夏は決勝で敗れた相手。特に何も考えず、勝つこと、打ち取ることに集中していた」と振り返る。甲子園のマウンドも、13年のセンバツと14年の夏の2度経験した。

  3年の夏に故障した右ひじの回復は良好。「検査結果もよく、日常生活には何ら影響はない。キャンプまでにキャッチボールを再開できれば」と話す。

  入団する福岡ソフトバンクホークスは、14年の日本シリーズを制したチーム。日本一の瞬間、松本君は本拠地ヤフオクドームで試合を観戦していた。「選手は遠くて表情などは見えなかったが、球場やファンの雰囲気は感じ取れた」と語る。12月1日の正式契約後には福岡市内で入団会見にも出席。「入団会見をして、ユニホームに袖を通し、プロとしての実感が湧いてきたと思う」と表情を引き締める。

  背番号は、かつて2度の沢村賞を受賞した斉藤和巳投手と同じ66。「66番は、斉藤和巳さんが付けていたエースナンバー。まずは受け継いで、いずれ自分のものにしたい」と抱負を語る。チームには松坂大輔投手の入団も決定しており、「さまざまな経験をされた投手なので、投げるのを見るだけでも勉強になる。できるならいろいろ聞いて、吸収したい」と成長に貪欲だ。

  今後は1月8日の入寮に合わせ、福岡入り。新人合同自主トレを経て、2月1日のキャンプインを迎える。「ソフトバンクの選手として、基礎を大切に、一軍で投げられるよう頑張る。一社会人としては周りの人に頼られる大人になりたい。応援お願いします」と目標を語った。

 


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