盛岡タイムス Web News 2015年  1月  1日 (木)

       

■  今年は未(ひつじ)年 小岩井農場でショー 羊飼い木股紘子さん


     
  羊飼いとして奮闘する木股さん。「未(ひつじ)年にひつじショーをぜひ見に来てほしい」  
  羊飼いとして奮闘する木股さん。「未(ひつじ)年にひつじショーをぜひ見に来てほしい」  

 今年は未(ひつじ)年。小岩井農場まきば園(雫石町丸谷地36の1)では100頭以上の羊を飼育し、グリーンシーズン(4月〜10月)には毎日「ひつじショー」を開催している。2012年には一時中断したものの、13年10月に「羊飼いのお仕事紹介」として復活。14年にはグリーンシーズンを通して開催した。13年4月に小岩井農場にやってきた羊飼いの木股紘子さん(28)に話を聞いた。

  木股さんは岐阜県出身。もともと羊毛フェルトの作品を制作していたが、羊について調べる中でその魅力に引かれていった。ちょうど同園で羊飼いを募集していることを知り、応募を決意したという。

  主な仕事は羊の給餌や体調管理とひつじショー。木股さんは羊について「長い間、人間と関わってきて、飼育すると衣食住をまかなってしまえるところが一番すてき。自分が食べている牧草地を自分で豊かにする力もある」と語る。羊は草を食べる際に地面ぎりぎりまで食べ、食後はその上を踏む。羊の体重(平均約60`)で踏まれた草は強くなり、さらにふんは栄養になるという。

  ひつじショーでは牧羊犬を使って羊たちを動かし、羊飼いの仕事を紹介する。羊たちがゲートを通るよう誘導したり、草原に散らばる羊を集めたり。羊と牧羊犬、そして羊飼いの躍動感あふれる姿が楽しめる。「夏は人間だけでなく動物もバテて、動いてくれないこともある」といった苦労も。週末や祝日のショーでは最後に毛刈りも披露した。

  木股さんは「刈り取った毛はビニール越しにお客さんにも触ってもらった。お客さんが羊毛に興味を示してくれたときは、羊がもたらしてくれるものに目を向けてくれたと感じうれしかった」と振り返る。

  今年のグリーンシーズンも、ひつじショーは毎日開催するという。木股さんは「より羊について深く知ってもらえる機会を設けられたらと思っている。これから子羊も生まれる予定なので、グリーンシーズンで紹介していきたい。未年なので、この機会に羊について学んでもらえたら」と話している。

  4日まで、同園で「まきばのお正月」と題し、餅つきやお楽しみ袋の販売などさまざまな催しを予定している。3、4日には午前11時から、同園のびのび広場で「雪中ひつじ<Wャンボかるた大会」(参加無料)が開かれる。木股さんが10カ月かけて制作したかるたは、羊の豆知識に触れながら楽しむことができる。同イベントは午前9時から午後3時半まで。入園無料。詳細は同園ホームページ(http://www.koiwai.co.jp/makiba/)または同園(電話692―4321)まで。

 


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