盛岡タイムス Web News 2015年   1月   24日 (土)

       

■ 〈体感思観〉 キャラは現代の「地力」 相原礼以奈


 
 今年の新年企画では盛岡広域のキャラクター活用について取材し、多くのご当地ゆるキャラやご当地ヒーローが自治体や団体のPRに一役買っていることが分かった。各地域の名物などがキャラ化され、地元の魅力を伝える。運営者のインタビューでは「人を集めることができる」、「笑顔や温かな交流を生む」という効果を多く聞いたのが印象的だった。

  「開運かなえちゃん」が所属する盛岡駅前商店街振興組合の笹井岳雄事務局長は「盛岡でイベントを開いた際、参加した県外キャラのファンの親子がわざわざ仙台から来てくれた」と驚く。志波城古代公園キャラクター「しわまろくん」のマネージャー・今野公顕さんは「例えば東北のキャラが集まれば、全国から人を呼べるのでは。被災地の子どもたちのためにできることがあれば取り組みたい」とキャラ活用の可能性を語った。

  キャラ活用の広がりは教育現場にも見られる。平舘高の「平丸」には校章のムラサキの花が生え、全体の柔らかい雰囲気は校風にも通じるという。学校のマスコットを生み出し校内や地域のつながりに生かす取り組みは、それ自体、柔軟な積極性を感じさせる。今年はどんなキャラがどんな場面で活躍を見せるのか、ぜひとも注目していきたい。

  地元の名物といえば、昨年から始まった火曜日の連載「おらがまちかど」の取材が続いている。各町内の話題、ユニークな特技を持つ人、地域の名所などを取り上げ、おかげさまで40回以上を数える。取材するたびに新しい発見があり、地域の潜在能力は計り知れないと感じている。

  今年も、わが町の「名物」に関する素敵な話をぜひ聞かせていただきたい。さりげなくキラリと輝く人やものとの出会いを楽しみに、日々精進したいと思っている。


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