盛岡タイムス Web News 2015年  9月 5日 (土)

       

■ 県議選 あす投開票 舌戦きょう限り 改選後は県政界再編か 10選挙区40議席で

     
  県選管による投開票のリハーサル(4日午後2時すぎ、県庁8階)  
  県選管による投開票のリハーサル(4日午後2時すぎ、県庁8階)
 


  任期満了に伴う県議選(定数48)は6日の投開票へ、舌戦も1日を残すのみとなった。無投票当選の6選挙区8人を除く10選挙区40議席を懸け、候補者55人は5日、有権者に最後の訴えをする。平野達男参院議員の出馬断念により、現職の達増拓也氏が無投票で3選した知事選を経て、各選挙区で波乱含みの戦いが繰り広げられている。達増氏支持派と反達増氏派のどちらが議席を多く獲得するか。改選後の勢力図も注目される。

  10選挙区の候補者の内訳は、現職が32人、元職が3人、新人が20人。

  党派別では、自民が12人、民主が4人、公明が1人、共産が3人、生活が9人、社民が3人。ほか23人が無所属で、うち民主推薦2人、民主と生活両方推薦、生活と社民両方推薦が各1人。生活から1人が支援を受ける。無所属会派いわて県民クラブも7人いる。

  残る11人のうち知事選で達増氏との連動を図った希望郷いわてを実現する会に名を連ねる現職と新人が4人。あと7人は知事選へのスタンスを明確にせず、地域代表の色合いが濃かったり、選挙区内の党派が分裂して出馬したりしている。

  八幡平(定数2)など無競争6選挙区の当選者はいずれも現職で、自民4人、民主1人、無所属3人(うち県民ク1)だった。

  今回は立候補者数が過去最低を更新し、前回に比べて新人の立候補も少なかった。現職が今期で勇退表明したり、既に現職不在の選挙区を除けば、現職有利で、新人の多くにとって狭き門となる戦いが当初予想された。

  実際には知事選が急転直下無競争になったことで情勢が一変。選挙区によっては接戦が展開されている。全県で達増氏支持派と反達増氏派がどれだけ議席を獲得できるか。それによって誰が正副議長になるか、達増県政と連動した議会運営になるか、対決姿勢が濃くなるかが変わる。接戦をどこまで制するかの戦いは最終盤までもつれ込む。

  このため達増氏も自らは無競争だったが、実現する会加入者や同氏の支持支援を打ち出した陣営の応援に県内を駆け回っている。

  盛岡広域については、盛岡選挙区(定数10)は現職と新人の計11人が少数激戦を展開。県都決戦は全党派の顔ぶれがそろう県内唯一の選挙区。最後の1議席の争奪戦がし烈を極めている。滝沢選挙区(同3)は現職1人に新人4人が挑む構図で、雫石町選出の候補が1議席を獲得できるか注目される。

  紫波選挙区(同2)は紫波、矢巾両町長選に現職が転出したため、候補4人全員が新人。紫波町内では保守系2人が接戦を展開しており、紫波、矢巾で議席をどう分け合うのか。有権者の投票行動が左右しそうだ。

  投票は選挙戦の行われている10選挙区21市町村796カ所で行われる。県選管は4日、投開票速報のリハーサルをし、本番に向けて最終確認を行った。

  県選管によると、10選挙区の有権者数(8月27日現在)は88万3140人。 


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