盛岡タイムス Web News 2015年  9月 11日 (金)

       

■  議長に菊田隆氏(盛友会)改革の必要唱える 副議長に豊村徹也氏(創盛会) 盛岡市議会で所信表明

 

       
  豊村徹也氏 菊田隆氏  
 
豊村徹也氏
菊田隆氏
 

 盛岡市議会9月臨時議会は10日本会議が開かれ、正副議長選が行われた。投票の結果、議長には菊田隆氏(63)=盛友会=、副議長には豊村徹也氏(61)=創盛会=がそれぞれ選ばれた。正副議長選に伴い、2013年9月から導入された所信表明会が行われ、各候補者が正副議長として取り組みたいことなどを披露した。

  所信表明会は本会議の休憩中に所信表明会運営委員会(佐藤栄一委員長、5人)の運営で行われた。その後、議長、副議長の順に単記無記名式で選挙を実施。投票の結果、議長選は定数38のうち菊田氏が32票、庄子春治氏=共産=が5票、無効票が1票だった。

  菊田氏は、所信表明で議会報告会などを挙げ「市民の皆さんの声を議会として身近に聞く機会を多く持つことは絶対に必要なこと。この流れをますます加速していかなければならない。議会基本条例前文に記された通り、開かれた議会、行動する議会として存在をますます高めていきたい」と議会改革の継続を訴えた。

  「多くの市政課題に対し、これまで以上にそれを実現させるため努力する議会でありたい。ますます厳しい時代に向け議員同士がお互いにこれまで以上に切磋琢磨(せっさたくま)し、当局に有益な提言をし、それを実現させることで本当の意味で市長とともに二元代表制の一翼を担う議会が実現すると信じている」と支持を呼び掛けた。

  庄子氏は、所信表明で▽議会の政策立案、議案提案機能の強化▽執行機関に対する議案監視機能の強化▽市民の声を聞く機会の増加▽議会内の意見交換の活発化などによる議案や請願等の審議過程の明確化│を掲げ、「議会運営にあたっては市民意見の多様性が反映されるよう議論を尽くし、多士済々のメンバーの力が発揮できるよう議会構成の面でも配慮が必要」と述べた。

  副議長選は、投票の結果、豊村氏が30票、鈴木俊祐氏=市政クラブ=が8票となった。

  豊村氏は、所信表明で「盛岡市議会としての情報収集機能を高めることが後方支援事務を全うする副議長の一番大きな仕事。議員の責務は市民の代弁、市政の監視、政策提言の三つにある。なかなか議員個人の力では市政の監視、政策提言は難しい面がある。情報収集機能を高めることで政策提言の力を持つことが重要であり、後方支援事務になる」と訴えた。

  鈴木氏は「市民福祉の向上、教育環境の整備等を含め、市民の暮らしの安全安心を守るため、盛岡市議会のさらなる発展のため最大限努力したい。その精神のもとで議長の手足となって働きたい」と訴えた。

  【菊田隆氏(きくた・たかし)】盛岡市出身。明治大卒。会社員、衆議院議員秘書を経て、市議選に挑戦し、現在4期目。同市津志田南。

  【豊村徹也氏(とよむら・てつや)】一関市出身。成蹊大卒。県信連を経て、市議選に挑戦し、現在4期目。同市山岸。


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