盛岡タイムス Web News 2015年  10月 2日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉270 草野悟 超満員、ジビエ列車は大騒ぎ


     
   
     

 三陸鉄道北リアス線の佐羽根駅にある予約専門のジビエ料理店「悠々亭」のご主人が三陸鉄道を貸し切りました。友人知人親戚多数を呼び、珍品、希少価値、高級食材をびっしり並べた弁当を振る舞いました。裏山で採れたマツタケやマイタケ。家の前の川で釣ったヤマメやイワナ。猟師ならではのごちそう、クマやシカ。珍しいアナグマやキジバトなど、20種類に及ぶ料理が並びました。

  その列車の司会進行をしてほしいと店主の中澤さんから頼まれ、料理に引かれて引き受けてしまいました。ところが司会がどうのこうの、と言う前に列車内は歌や踊り、食えや飲めやの大騒ぎ。80歳を過ぎた吉里吉里のおばあちゃんが、大黒様を大熱唱。乗客全員が入り乱れ、カラオケ、アカペラ、ダンスや踊りが次々と飛び出す熱気むんむんの車内となりました。列車の発車前にはすでに酩酊(めいてい)の方々も半分くらいおりました。

  三陸鉄道の貸し切り列車は、岩手県人であれば利用者補助金制度があり、2時間程度の貸し切り料金は半額の26000円と大変リーズナブル(予算がなくなれば定額)。48名定員ですので1人当たりは相当安価になります。こうした宴会列車やご長寿祝い、誕生会、町内会、女子会、社内旅行や忘年会、俳句の会などの趣味の会など活用方法はさまざまです。とっても親切で優しい三鉄の運転士やアテンダントが裏方としてお手伝いします。そちらもまた楽しみです。

  この悠々亭の中澤さんご夫婦は、三陸鉄道を勝手に応援する会の会員でもあります。貸し切り列車の収益金は全部三鉄へ寄贈してくれました。佐羽根の村で秋に行う秋祭りも、収益金を寄贈してくれます。三鉄にとっても、なくてはならない大事な応援者です。さまざまな活用範囲の広い三鉄の貸し切り列車。皆さまもどうぞお気軽にご利用ください。お問い合わせは三陸鉄道本社、電話0193-62-8900へ。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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