盛岡タイムス Web News 2015年  10月 5日 (月)

       

■  わかやま国体 競歩で高橋英輝(富士通・岩大卒)3位 カヌー少年女子 五十嵐・後藤(不来方)優勝

 

     
  上位争いで激しいデッドヒートを繰り広げる高橋英輝(3番)  
  上位争いで激しいデッドヒートを繰り広げる高橋英輝(3番)
 

 2015紀の国和歌山国体は4日、和歌山県内各地で熱戦が繰り広げられ、県勢が各競技で活躍した。陸上競技は和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で行われ、成年男子の1万b競歩で高橋英輝(富士通)=岩手大卒=が40分35秒39で3位入賞を果たした。「体調が万全ではなかった」という高橋だが、序盤から積極的に前に出るレースを展開。高橋は「声援が力になった。来年の岩手国体は自分の歩きで、良いパフォーマンスをしたい」と話した。

  高橋はスタート後、3周目までは1位を独走したが、徐々に減速。「普段通りの動きで行けるかもしれないと思ったが、2周、3周と進む中で少しずつ苦しくなり、諦めてしまった部分もあった」と振り返る。小林快(秋田)に抜かれ、残り4千bを残して100b以上の差が付いた。

  中盤からペースを落とすも、最後まで上位グループで争った。高橋は3位争いを繰り広げるグループで踏みとどまり、地元の丸尾知司(和歌山)らと激しいデッドヒートをみせた。抜いては抜かれる手に汗握る展開が続いたが、世界選手権の日本代表の実績がある高橋が意地で順位を保持。終盤には山西利和(京都)が抜け出したが、トップ争いをしていた選手が失格となり順位が浮上した。

  高橋は「成年男子では、他にも良い選手が多くいる中で選ばれ、岩手に貢献したい思いで走った。9月末に体調を崩し、本調子ではなかった。岩手のスタッフの声援が聞こえたので、そういったところでリズムをつかむことができたと思う」と苦しい状況下でのレース展開を振り返る。

  「岩手国体、五輪を見据えて、まずは体調をしっかり戻して、また練習を積んでいきたい」と話した。

  同日、県勢はカヌー競技で、少年女子カヌースプリント・カヤックペア200bの五十嵐結衣(不来方高3年)・後藤可奈子(同)が46秒606で優勝。少年男子カヤックシングル200bでは、四戸宗(同)が42秒415で2位に入った。
(山下浩平)


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