盛岡タイムス Web News 2015年  10月 6日 (火)

       

■  梅村錬(江南義塾盛岡高3年)優勝 2回TKOで2連覇 ボクシング少年ミドル級 今年の高校3冠も達成 わかやま国体 きょう閉会式、岩手へ


     
  昨年のインターハイからの5冠を達成した梅村  
 
昨年のインターハイからの5冠を達成した梅村
 

  和歌山県内で行われている2015紀の国わかやま国体のボクシング競技は5日、決勝が行われ、少年男子ミドル級で梅村錬(江南義塾3年)が優勝し、昨年のインターハイ制覇から続く記録を伸ばし5冠を達成した。「記録は気にしていない。課題も残るが、とにかくうれしい」と話した梅村は、終始有利に試合を展開し、2ラウンド1分29秒でTKO勝ち。「国体に出られなかった仲間の分も頑張れてよかった」とうれし涙を見せた。大会はきょう閉会式を迎える。
 
 決勝は近藤陸(新潟)と対戦。準決勝までに梅村は、相手のリーチの長さに着目しており「自分から中に入り、どんどん勝負を仕掛けた」と1ラウンド目からの戦術を話した。

  2ラウンド目、「相手の手が出てこなくなったので、ここで決めようと思った」と梅村。インターバルで上下のパンチを使い分けるようアドバイスを受け、作戦は的中。ボディーへの左アッパーが決め手となり、勝利を決めた。

  今回の国体では、共に練習してきた仲間が一緒に出場することができなかったという。大会前、梅村は「優勝して帰る」と宣言。約束を果たした。

  「国体に出られなかったメンバーも応援してくれて、試合に入る直前に『頑張れよ』と声を掛けられ、自分の力になった」と梅村。試合後、報道陣のインタビュー中に感極まり、涙を流しながら話した。

  高校生活最後の国体となった和歌山国体。自身では3年間の成長を感じていないというが「あっという間だった。ボクシングを通していろいろなことを経験することができ、感謝している」と振り返る。

  来年の岩手国体を見据えては「地元での開催となる岩手国体は応援、サポートしてくれている方々がたくさん見に来ると思う。優勝して、感謝の気持ちを表せるよう頑張りたい」と力を込める。

  卒業後は大学への進学を志望。「大学生は一発が大きいと思うので、もっとスタミナをつけ、耐えられるようディフェンスを強化する。また強くなって挑みたい。東京五輪でのメダル獲得も目標。まずは11月の全日本選手権に向けて頑張りたい」と抱負を述べた。

  梅村は昨年のインターハイと国体、今年の全国高校選抜、インターハイを制覇しており、今大会で5冠となった。高校での公式戦は通算49勝5敗。

  同日は陸上競技の少年男子400bの準決勝、決勝が行われ、佐々木愛斗(盛岡南3年)が決勝に進出。決勝では足のトラブルに見舞われたが、1分18秒08で走り切り8位に入った。
(山下浩平) 


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