盛岡タイムス Web News 2015年  10月 7日 (月)

       

■  岩手へ国体旗引き継ぎ わかやま国体閉会式 男女総合16位 来年に弾み 本県選手団が 再会呼びかけ横断幕 仁坂知事「復興への懸け橋」を願う

 

     
  来年の岩手国体をアピールする岩手県選手団  
 
来年の岩手国体をアピールする岩手県選手団
 

 第70回国体(2015紀の国わかやま国体)の総合閉会式は6日、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で開かれ、11日間にわたる熱戦に幕を閉じた。県勢は少年の部でボクシングやカヌー、テニス、成年の部では柔道やレスリング、ウエートリフティングなどで活躍。陸上やホッケーなどは少年、成年ともに好成績を上げた。本県の総合順位は男女総合、女子総合ともに16位だった。2014年の長崎国体の総合37位から大幅に順位を上げ、来年の希望郷いわて国体の成功へ向け大きく弾みを付けた。

  閉会式には各都道府県の選手団約1340人が出席。秋篠宮両殿下の御臨席の下で成績発表が行われ、天皇杯が開催地である和歌山県に、皇后杯が東京都に授与された。国旗、都道府県旗の降納と炬火の分火と納火の後、国体旗を引き継ぎ。岩手国体イメージ曲の「笑顔の賛歌」が鳴り響く中で達増知事は仁坂吉伸和歌山県知事から国体旗を受け取った。

  張富士夫日本体育協会長は「本国体に掲げられている『躍動と歓喜、そして絆』の下、大会を大いに盛り上げ、勇気と感動を与えられたと思う。より精進し、東京五輪を目指すとともに、スポーツを通じて明るく豊かな社会の実現につなげてほしい」と選手らをたたえた。

     
  仁坂吉伸和歌山県知事から国体旗を受け取った達増知事(左)  
  仁坂吉伸和歌山県知事から国体旗を受け取った達増知事(左)  


  仁坂知事は「紀の国わかやま国体は11日間にわたり、県内各地でトップアスリートによる熱い戦いが繰り広げられた。いよいよ、来年の国体は東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手で行われる。復興への懸け橋となる大会として、大成功を収めることを祈る」と岩手国体への期待を述べた。

  選手退場では、和歌山県選手団が各地の選手、役員を見送った。同県産の花きで作られたブーケが和歌山県の選手らから各都道府県の役員、選手らに手渡され、互いをねぎらい合った。岩手県選手団は「感動をありがとうございました」「来年は岩手でお会いしましょう」と書かれた横断幕を手に、満面の笑みで会場を後にした。

  和歌山県の6日発表によると、紀の国わかやま国体の競技会には正式競技に59万9430人、デモンストレーション行事に1万2101人など計64万人が出場、参加した。
     (山下浩平)


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