盛岡タイムス Web News 2015年  10月 9日 (金)

       

■  姉妹都市30年 ビクトリアから美味の市 カワトク 加フェア友好のあかし

 

     
  姉妹都市提携30周年を記念して開催されているカナダ・ビクトリアフェア  
  姉妹都市提携30周年を記念して開催されているカナダ・ビクトリアフェア
 

 盛岡市とカナダ・ビクトリア市との姉妹都市提携30周年を記念し、カナダ・ビクトリアフェア(盛岡市・ビクトリア市姉妹都市提携30周年記念事業実行委員会主催)が8日、同市菜園のカワトク7階ダイヤモンドホールで始まった。豊かな自然環境の中で培われてきた食や物産を通して、カナダの魅力を身近に感じられるほか、市民との交流の記録なども振り返ることができる企画となっている。フェアは13日まで、午前10時〜午後7時(最終日同5時終了)。

  会場にはカナダの作家、ルーシー・モード・モンゴメリの小説「赤毛のアン」のグッズ、アザラシの毛皮を使ったブーツやカウチンセーター、メープルシロップなどカナダならではの商品が目白押し。ホテルメトロポリタン盛岡のシェフがアレンジしたカナダ料理を食べられるイートインコーナーも設けられている。

  食では、自然に凍った完熟ブドウから作られるカナディアンアイスワインも並んだ。通常ワインに使用されるブドウは秋が収穫期となるが、アイスワイン用のブドウは木につけたまま完熟させ、氷点下8度以下の厳冬期に手摘みで収穫される。このため、1房から得られるブドウの果汁もごくわずかだが、濃厚な甘いアイスワインになるという。 

  豊かな土地と清らかな水を有する恵まれた環境で育てられたカナダポークも販売された。カナダポークは、きめ細かい赤身とあっさりとしていながらうまみが多い脂身が特徴。精肉のほか、盛岡市産業まつりの会場でも、カナダ産の豚肉を使用したロースかつが出品された。

  会場では、姉妹都市提携30周年記念写真展も開催。市民訪問団やビクトリア市民の来盛、スポーツ交流、中学生ビクトリア市研修など市民から寄せられた約40点の交流の写真、30周年記念でビクトリア市から贈られた絵画なども展示されている。

  会場を訪れた同市の古澤彦幸さん(74)、昭子さん(70)夫妻は「カナダは森林のイメージがあるが、どんなところか分からないので来た。写真を見ると緑が豊かできれいなまち。機会があればぜひ行ってみたい。赤毛のアンのグッズもかわいく、マグカップを購入した」と話し、カナダを知るいい機会になったようだ。

  市民部文化国際室の岡市和敏室長は「ビクトリア市と盛岡市の姉妹都市提携を知らない市民も多い。産業まつりとタイアップしたカナダ・ビクトリアフェアを通じて、少しでも市民にビクトリア市のことを知ってもらい、30年交流してきたことを大切にしながらさらに交流の輪を広げられるようにしていきたい」と話した。

  カナダ・ビクトリアフェアと隣接したカワトク7階催事場では、同じ会期で第35回盛岡市産業まつり(市産業まつり実行委員会主催)も開催されている。盛岡地域で製造加工された食品や民工芸品を展示販売し、地場産品の普及促進を図る。


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