盛岡タイムス Web News 2015年  10月 24日 (土)

       

■ 不来方大学院 年輪重ねて学び集い 盛岡市中央公民館 50周年記念の文化祭 11月12日記念式典


 

     
   開設50周年を記念し、年輪を重ねた受講生の多彩な作品が並ぶ不来方大学院文化祭  
   開設50周年を記念し、年輪を重ねた受講生の多彩な作品が並ぶ不来方大学院文化祭  

 開設50周年記念・第41回不来方大学院文化祭(不来方大学院、盛岡市中央公民館主催)は25日まで、盛岡市愛宕町の市中央公民館(佐々木幸司館長)で開かれている。同大学院(盛岡市教委主催)は高齢者の生涯学習を目的に1965年に開設。今年度は65歳から92歳の市民141人が同公民館に集まり、教養や趣味を高めている。文化祭ではクラブ活動や個人の文化活動の成果を発表。24日午後0時半からは舞台発表もある。11月12日には盛岡市・ホテル東日本で記念式典がある。

  文化祭は、今年5月に入学し11月まで20講座を学んでいる受講生で結成された同大学院自治会(宮田則義会長)の会員が主体となって運営。作品展示会には、短歌、絵手紙、写真、ペン習字など各クラブで制作された作品や趣味の作品など約170点を展示。

  絵手紙クラブは、新聞の広告をちぎってヒツジの形に張り合わせ、ちぎり絵風に仕上げた今年の年賀状を出品。来年のえとのサルをモチーフにした色紙も展示している。

  同大学院を受講して14年目という青柳晃喜さん(87)=盛岡市加賀野=は、50周年を記念して80歳のときに制作した漢詩「岩手の先達」を出品。米内光政や大島高任、石川啄木らさまざまな分野で活躍した県人の功績を漢詩にし、さらに節を付けた吟譜を添えた。

  50年の歩みや日頃の活動を写真パネルで紹介する「50周年コーナー」や会員の自慢の1点を紹介する「私のお宝コーナー」、会員が市中央公民館の庭園の四季を撮影したビデオ上映会(24日まで)、抹茶コーナー(24日正午まで、100円)も設けられている。

  受講3年目で、音楽クラブ部員として舞台発表にも出演する江原祥子さん(69)=同安倍館町=は「先輩方が多いが、皆さんの意識の高さとやる気には驚かされる。毎週木曜日の開講日を楽しみにされているので、健康維持にも役立っているようだ」と話す。

  市中央公民館社会教育指導員の舘澤卓宏さんは「さまざまな経歴のある受講生の皆さんが、ご自身が持っているものを存分に発揮した見応えのある作品展になっている。多くの方に鑑賞してもらい、本大学院に関心を持ってもらえればうれしい」と話していた。

  50周年記念式典では、10年以上(39人)、20年以上(5人)の受講生、功労者らが表彰されるほか、記念講演会でIBBY(国際児童図書評議会)名誉会員の末盛千枝子さんが「人生に大切なことはすべて本から教わった」の演題で講演する。

  作品展示会は午前9時から午後4時。25日は正午まで。舞台発表には、謡曲、詩吟、音楽、気功・太極拳クラブが出演。賛助出演もある。いずれも入場無料。

  問い合わせは、市中央公民館(電話654―5366)まで。


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