盛岡タイムス Web News 2015年  11月 7日 (土)

       

■  〈体感思観〉 編集局 泉山圭 ラグビーに脚光


 ラグビーワールドカップイングランド大会が閉幕した。日本代表は、優勝2回を誇る南アフリカを破るなど3勝を挙げ、日本全体がその快進撃に沸いた。これまで野球やサッカーなどと比較してどちらかといえば注目度が低いマイナースポーツだったラグビーが、大きく脚光を浴びた。プレーヤーとしては、ずいぶん遠ざかっているが、高校時代にラグビーをしていた私自身にとってもうれしい限りだ。

  今回のワールドカップでは、これまでラグビーをあまり知らなかった人たちがテレビを通してその魅力を感じたことだろう。ラグビーは反則の種類も多く、オフザイドの定義などを含め、ルールが難しく、敬遠していた人も多かったと思う。一方で、15人が結束して戦う様子は、難しいルールを抜きにしても見る人を熱くさせる。

  4年後のワールドカップは、日本での開催。本県の釜石も会場地の一つに選定されている。今年1月の新年号で、県ラグビー協会の白根敬介会長にラグビーワールドカップの釜石開催を踏まえた展望を聞いた。白根会長は「間近でトッププレーヤーのプレーを見られる機会は、これからラグビーを始めようと思っている子どもたちにとっても貴重な機会となる」と話した。

  本県は新日鐵釜石の日本選手権7連覇、盛岡工高の高校ラグビー全国制覇、現在はトップリーグ昇格を目指す釜石シーウェイブスの活躍などラグビーに縁が深い。釜石でのワールドカップの開催は、さらに本県のラグビー熱を熱くさせてくれるだろう。そのためにも、この4年間でラグビーの面白さをさらに多くの人に伝える必要がある。 

  インタビューで、白根会長は「八幡平市は季節が逆ということでリンドウの委託栽培をニュージーランドでやっているので、そういうつながりからオールブラックスのキャンプ地なども来てもらえれば」とワールドカップに向けた合宿誘致などにも期待した。ニュージーランドは、今大会の優勝チーム。そんなチームのプレーを目の前で見られる機会が実現すれば、さらにラグビーの魅力に目覚める人も増えるに違いない。


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