盛岡タイムス Web News 2015年  11月 13日 (金)

       

■  青山駅 暮らしのターミナルに IGR 地域住民に内覧会 南口と本社屋16日開業


     
  IGRいわて銀河鉄道の新本社屋を見学する住民  
 
IGRいわて銀河鉄道の新本社屋を見学する住民
 

 IGRいわて銀河鉄道(菊池正佳社長)の本社屋と青山駅の新改札口「青山南口」の開業を前に12日、地域住民への内覧会が行われた。同社の本社屋は、災害・異常時における即応力強化と日常の業務効率化・経費節減のため16日に現在の盛岡市上田1丁目地内から移転。通路を通ってホームに直結する青山南口も本社屋1階に同日開業する。

  内覧会には地域住民約20人が参加し、開業に向けて準備中の本社屋内を一足先に見学した。参加者は普段は入れない屋上からの青山かいわいの風景を眺めたり、本社機能が入るフロア、飲食店舗や物販店舗などの整備状況について社員から説明を受けた。改札から駅ホームまで通路を歩き、利便性の向上も確認した。

  新設の本社屋は、鉄骨3階建てで延べ床面積は1100平方b。1階は自動券売機、待合室などのほか、同社の観光部門である銀河鉄道観光、飲食店舗「びすとろ銀河」、物販店舗「銀河マルシェ」が入居する。銀河鉄道観光は16日、びすとろ銀河、銀河マルシェは20日の開業予定。

  2、3階は本社機能で、2階に経営統括部や会議室、3階に設備部、安全対策室、運輸部、事業企画部、IGRいわて銀河鉄道不動産が配置される。駐輪場も現在の北口の500台分に加え、新たに本社屋前に84台分を確保。駐車場は車いす利用者用1台分を含め5台分が新たに整備された。

     
  地域住民を招いて行われたIGRいわて銀河鉄道青山駅青山南口の内覧会  
  地域住民を招いて行われたIGRいわて銀河鉄道青山駅青山南口の内覧会  

  これまで同駅南西部の青山1丁目、西青山1丁目、南青山町などから駅を利用する場合、馬頭踏切付近の交差点を回って西改札口へ向かっていた。南口の新設で、利用者は移動距離が短くなり、3、4分の時間短縮につながる。同社では、利便性の向上により、現在1日当たり約3千人の同駅の乗降客数の増加にも期待する。

  盛岡駅周辺に用事がある際は青山駅を利用するという同市青山2丁目の小綿幸子さん(42)は「青山1丁目や大新町の方には遠回りしなくて良くなるので、便利になると思う。今までは駅に来るのは、電車に乗るためだけだったが、産直やレストランもでき、散歩がてら楽しめるポイントができた」と喜んだ。

  同市西青山の但野庸夫さん(78)、訓子さん(76)夫妻は「冬はバスの時間があってないようなもので、渋滞もする。電車は5分で盛岡駅まで行けるので便利。何台かでも駐車場もできたので良かった。産直が入るようだから、オープンしたら絶対利用したい。地元なので少しでも駅を応援したい」とオープンを楽しみにしていた。

  同社の菊池社長は「地域の方々と一緒にやっていけるのが一番。地元が充実する一つの歯車として使ってもらえれば。鉄道があり、街がある。街が発展して、鉄道も発展していくという関係ができていけばいい。鉄道会社なので安全を第一に、バランスを考えながら、できるだけ地元の方々の満足度が上がるようにしたい」と話した。


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