盛岡タイムス Web News 2015年  11月 17日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉79 盛岡市 繋地区 「岡ちゃん印」の温泉卵 つなぎ温泉観光協会 源泉でじっくり味濃厚(佐々木貴大)


     
  源泉を使用した温泉卵を作る岡田さん  
  源泉を使用した温泉卵を作る岡田さん
 

 つなぎ温泉観光協会で今年度販売を開始した温泉卵が、静かな人気を呼んでいる。源泉で作る温泉卵は一般の温泉卵と違い臭みが少なく、濃厚な黄身の味が堪能できる。毎週木曜の午後3時ころから、同協会の観光案内所で販売されているほか、盛岡市内の飲食店などで使用されている。個数は限定。価格は5個250円、10個400円。ばら売りにも対応する。

  温泉卵を作っているのは、グルージャ盛岡の現役選手である岡田祐政さん(28)。紫波町産の赤卵を使用し、源泉に漬ける時間はその日の気温や源泉の温度などをみて微調整する。

  岡田さんは昨年から「何か繋地区に名物を作れないか」と考え、源泉を使った温泉卵づくりに着手した。頭脳派センターバックとしてチームを支える岡田さんは、温泉卵づくりでもその頭脳をフル回転。チームのスポンサーである飲食店などを訪れてアドバイスをもらうなど、試行錯誤の結果、今年4月からの販売となった。

  大々的な宣伝は行わず、PRの場はもっぱら岡田さん本人のツイッター。それでも、確かな味と岡田さんの人柄もあり、時には花巻など市外から卵を買い求めるために繋を訪れる人もあるという。

  お薦めの味付けは、シンプルに塩のみ。このほか、サラダや麺類のトッピングなどでも楽しめるという。「卵は日々の食事で不足しがちなたんぱく質を補うことができる。その中でも温泉卵は吸収率がいい。ぜひ食べてほしい」と呼び掛ける。

  岡田さんがプレーするグルージャ盛岡の試合会場の飲食ブースで、喜暖家(盛岡市)とのコラボメニューが販売されることもある。こちらも好評で、サポーターたちの胃袋を守る。「試合後に、サポーターから試合のことじゃなく卵のことを聞かれることもある」と岡田さんは笑う。

  岡田さんは「この温泉卵が名物化して、繋地区を知ってもらえたらと思う。自分の取り組みが、繋にとって刺激となり、地域が発展する一歩になれば」と話していた。

  問い合わせは同協会(電話689―2109)まで。
   (佐々木貴大)


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします