盛岡タイムス Web News 2015年  11月 20日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉277 草野悟 冬はこれ、カツカレー蕎麦


     
   
     

 友達が「潮風宅配便って、直利庵が出るの多いよね」と、何かお店と関係があるかのように聞いてきました。「今度これ載せるんだ」とさりげなく見せたこの写真に、「ずるいなあ、自分だけ食べて」と不満タラタラんです。

  「直利庵は昔からファンだから。結構行くし、親方も面白いし。ネタに困らないんだよ」
  「それにしても、うまそうに写真撮るよね」
  「携帯だよ。ヨダレたらしながら撮ってる。早く食べたいからサッと撮る」
  「で、このカツカレー蕎麦(そば)、どうなのよ。どのくらいおいしいの」
  「おまえさあ、猫舌じゃなかったっけ?じゃあ無理。猫舌には無理だわ」
と短い会話を続けました。

  「あのね、この寒さだよ。熱々の何かを食べたいってなるよね。それで思い出したのが直利庵のカレー南蛮さ。行ってみたらメニューにカツカレー蕎麦ってあったのよ。とたんにヨダレが出て注文してしまったのさ」
  「で、どうだったの」
  「かなり熱い。冷めない。スープ一口飲んだだけで体が急にポカポカ。カレースープは、上品な和風だしで相当ゆるく仕上がっていてね、またネギがたまんないんだよね。冬のネギって、甘いんだ。カツは揚げたてで香ばしく、歯ごたえがサクサクって。」
  「それにね、このカレースープを白いご飯にかけて食べるんだ。たまんないよ。罪な蕎麦だよね」
  「分かった。あした絶対行く。一人で行く。」と写真だけ見せたことにお冠でした。

  最後まで冷めないカツカレー蕎麦。お店を出た時の木枯らしにも負けない保温効果。蕎麦の最後の一本まで食べ尽くし、そのあとのご飯にかけたカレースープ。実に大満足。冬のごちそう一押しです。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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