盛岡タイムス Web News 2016年  1月 12日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉84 盛岡市三ツ割地内 「わくわくベアーズ」で交流 文具店・くまがい 常設ギャラリー住民に開放


     
   開設したばかりのギャラリーの芳名録に笑顔を見せる熊谷光枝社長とささきさちこさん、大道和夫さん(左から)  
   開設したばかりのギャラリーの芳名録に笑顔を見せる熊谷光枝社長とささきさちこさん、大道和夫さん(左から)
 

 盛岡市三ツ割の文具店・くまがい三ツ割店(熊谷光枝社長)に今月、常設ギャラリーが開設した。地域に根差したお店作りを目指している熊谷社長に、高齢者アクティヴィティディレクターのささきさちこさん(60)=同市松園1丁目=が協力。市民らも開設準備に加わり、「お散歩の途中に立ち寄れるギャラリー。シニア世代などが仲間に出会える場になれば」と、交流の輪を広げている。

  ギャラリーは、文具店の売り場に隣接した1室。「わくわくベアーズギャラリー」と名付け、落ち着いたブラウンの壁に折り紙や絵、パッチワークなどを展示した。

  1カ月ごとに作品を入れ替える予定。ささきさんの教室の生徒の作品が中心だが、「地域の人たちにも開放したい。単に絵を飾るというより仲間づくりを大切にしたいので、気軽に足を運んでほしい」と呼び掛ける。
同ギャラリーは、同店に立ち寄る機会のあったささきさんが活用を提案。応じた熊谷社長は「お客さまとの毎日の積み重ねの中からエネルギーをもらっていた。地域のために何かできないかと考えていた」と思いを明かす。

  ささきさんは昨年秋、絵や手作りに興味のある人たちと「わくわくベアーズ」を結成し、同店で毎月第4金曜日に活動。第1土曜日にはワークショップも企画している。ギャラリーの装飾を手伝った「ベアーズ」会員の大道和夫さん(66)=滝沢市室小路=は「特に男性は、きっかけがないとなかなか趣味を始められない。肩書きや年齢に関係なく仲間ができる場は貴重」と話す。

  ささきさんは、盛岡市教委の高齢者講座や老人福祉施設の講師として、生き生きと創作に取り組む高齢者に接し、「年を重ねても楽しいことがたくさんある、年を重ねることは素敵なこと」と言う。一方で、健康であっても寂しさを抱えている人もいる。「ここに来ることで何か一つでも楽しいことを見つけられれば。ワークショップなどで自分はこんなことができる≠ニいう人も大歓迎」と話している。

  同ギャラリーは営業時間(午前9時〜午後7時)にいつでも観覧できる。2月のワークショップ(トールペイントでおひなさま)は2月6日午後1時から。定員6人。参加費・材料費が必要。

  問い合わせは、くまがい三ツ割店(電話662―8281)。
(藤澤則子)



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