盛岡タイムス Web News 2016年  1月 17日 (日)

       

■ 駅出て右折可能に 盛岡駅前広場 改良工事終わり新しい流れ 一般とタクシー走路分離 エレベーター1基増設


     
   
 
駅前広場タクシープールの改良工事が終了した盛岡駅東口

 

 盛岡市が希望郷いわて国体・大会に向けて整備していた盛岡駅東口の駅前広場の改良工事が終了し、12月末から供用が開始された。今回の工事は、駅前広場から出た車両の盛岡駅東口丁字交差点の右折を可能にしたほか、駅前広場タクシープール内の施設配置変更で一般車とタクシーの輻輳(ふくそう)の解消を図った。駅広駐車場の利用も1月1日から再開された。

 駅前広場タクシープールは、入り口は従来と同じだが、一般車両とタクシーをそれぞれ専用レーンで分けた。一般車両は入り口から直進後に右折し、新たに整備された屋根のある降車場所へ進む。タクシーは、分離されたレーンを直進し、駅舎側の降車スペースで乗客を降ろす。乗車位置は従来と同じ。

  一般車両の降車場所では、乗車のための停車はできない。従来は降車位置での乗車待ち車両も見られたが、今後は20分まで無料の駅広駐車場の利用または有料駐車場などの利用が必要となる。整備に伴い、駅広駐車場は従来の45台から36台に駐車スペースが減少。混雑時には、不来方橋に向かう道路沿いに乗車待ちの一般車両の列ができる課題もある。市建設部では現在、臨時で降車のみの看板を出しているが、今後はチラシの配布や常設の案内板の整備も検討している。

  駅前広場から出た車両の盛岡駅東口丁字交差点の右折を可能にするため、駅前広場タクシープールからの出口は、タクシー、一般車両とも不来方橋よりに変更となった。盛岡駅東口丁字交差点の右折は12月15日から開始された。開運橋交差点の交通量を分散させるため、旭橋方向から開運橋夕顔瀬橋線を来た車両の開運橋交差点での駅前方面への右折、駅前バスバース前の盛岡駅前通線から盛岡駅前郵便局がある盛岡駅前通7号線への右折が同日から禁止されている。

  障害者等の移動の円滑化のため、これまでは東家駅前店の入る盛岡駅前ビル側だけに設置されていた駅前丁字交差点のエレベーターを松屋盛岡駅前通店側にも整備。13日から供用が開始された。

  今回の整備に伴い、駅前広場から東側街区への横断歩道が廃止された。これにより駅から開運橋方向に向かう人などは地下道を利用して移動せざるを得なくなった。現在、駅前の道路の横断なども課題となっている。

  市建設部交通政策課の千田敏課長は「横断歩道の廃止は、車と交差せずに歩行者が安全に通行できるようにしたもの。現在、月に1回くらいのペースで状況調査をしている。(横断歩道の整備については)今後の交通状況を見ながら、警察と相談したい」と話している。


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