盛岡タイムス Web News 2016年  1月 21日 (木)

       

■  盛岡市アイスアリーナ サヨナラ滑走に開放 スケートリンク今年度で終了 2月14日に無料 惜しむ市民に先着1千人


     
   スケートリンクの一般利用が無料開放の2月14日で最後を迎える市アイスアリーナ  
   スケートリンクの一般利用が無料開放の2月14日で最後を迎える市アイスアリーナ
 

 盛岡市アイスアリーナ(同市本宮5丁目、吉田實館長)は、今年度限りでスケートリンクの機能が終了する。今季は隣接地に市アイスリンクが開館し、国体はじめ大会等を除いて一般のスケート利用ができずに幕を閉じる予定だった。知らなかった市民も多く、9日に羽生結弦選手らが出場したNHK杯フィギュアを通じて問い合わせが殺到したため、施設側は2月14日に1日限り無料開放し、最後に一般利用できる機会を設けた。

  当日は入場料、貸し靴料とも無料。1時間1部として計5部、1部当たり200人、計1千人が利用できる。時間帯は1部が午前9時から、2部が同10時半から、3部が正午から、4部が午後1時半から、5部が同3時から。

  申し込み不要で、各部いずれも先着順。当日整理券が配布され、貸し靴と引き換えになる。当日も隣接する市アイスリンクは通常通り営業中で、こちらは入場料・貸し靴は有料なので注意を。

  市アイスアリーナは市制100周年記念で1989年10月に開館。総事業費51億円が投じられた。市の成人式や世界アルペンの開会式に利用された。この間、スケート利用には約93万人が訪れ、銀盤を滑走した。

  スケートリンク機能はアイスリンクに移行し、今年度は国体強化練習会場や大会本番、インターハイ、貸し切り利用のみとなり、一般がスケートを楽しむことはできなかった。

  吉田館長は「市民からの声でできた企画。市民をはじめ、いまだにスケートができなくなると知らない方が多い。現在も国体で利用できない中、1日だけだが無料で開放し、市民の方への還元、お礼の意味を込めて実施する」と説明する。

  実際に施設に対して「アイスアリーナから氷がなくなるのを知らなかった」、「最後にもう一度滑るチャンスを作ってほしい」など、市民から声が寄せられていた。NHK杯後には「羽生選手や浅田真央さんが滑ったリンクで滑りたい、子どもに滑らせたい」など、宮城や青森など隣県を含め延べ100件を超えるメールや電話が寄せられたという。

  アイスアリーナは国体秋季大会終了後、フロア化2次改修工事が始まる。2017年4月には通年型総合アリーナとしてリニューアルされる。各種プロ・アマチュアスポーツ大会や大型コンサート、大規模式典などの催事が可能になる。

  バスケットボールとテニスコートだと3面、ミニバスケとバレーボールなら4面、ハンドボールだと2面を確保できる。

  利用の問い合わせは電話019―658―1212へ。


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