盛岡タイムス Web News 2016年  1月 28日 (木)

       

■  第71回国体スケート・アイスホッケー競技会 リンクに描く希望郷いわて 県営武道館で開始式 44都道府県出場 震災支援に感謝の出迎え


     
  各都道府県の最後を飾って入場した岩手県選手団の池田晋一朗旗手  
  各都道府県の最後を飾って入場した岩手県選手団の池田晋一朗旗手
 

 本県では1970年以来、46年ぶりに開催される希望郷いわて国体の皮切りとなる第71回国民体育大会スケート競技会・アイスホッケー競技会が27日開幕した。31日までの5日間、盛岡市、花巻市、二戸市を会場に、スケート競技(スピード、フィギュア、ショートトラック)、アイスホッケー競技を開催。全国44都道府県から選手・監督・役員1676人が参加し、熱戦が繰り広げられる。開始式は27日、各県の選手団、大会関係者、観覧者2267人が出席し、盛岡市みたけの県営武道館で行われた。

  式に先立ち行われた歓迎アトラクションでは、「広げよう感動。伝えよう感謝」の大会スローガンに基づき、東日本大震災津波での全国からの支援に感謝の気持ちを伝えるVTRが上映された。県立花巻農高鹿踊部、二戸大作太鼓保存会、盛岡さんさ踊り振興協議会による伝統芸能の披露に続き、臼澤みさきさんによる「笑顔の讃歌」で、全国からの参加者を歓迎した。

  県立盛岡農高の生徒が掲げるプラカードを先頭に、県旗を掲げた44都道府県の旗手が会場に入場。旗手の入場に合わせて、都道府県応援団の北陵中、城北小の児童生徒が各県の横断幕を掲げて声援を送り、各県の選手団が立ち上がって旗や手を振り声援に応えた。本県選手団の旗手を務めたのは、スピードスケート成年男子500b、1千b、1200bリレーに出場する池田晋一朗選手(盛岡市役所)で、各県の最後を飾り入場した。

     
  開始式で全国からの参加者を歓迎した盛岡さんさ踊り振興協議会  
  開始式で全国からの参加者を歓迎した盛岡さんさ踊り振興協議会
 

  達増知事が「震災後、初めて開催される国体の幕開けにあたり、復興に頑張る岩手の姿をご覧いただきたい。岩手県民からは、これまで全国から頂戴してきた大きなご支援に感謝の気持ちを伝えたい。選手の皆さん、古里の栄えある代表として、持てる力を存分に発揮し、岩手の多彩な魅力に触れながら交流を深めてほしい」と開始宣言。開催地を代表して、田村誠県議会議長、谷藤裕明盛岡市長が歓迎の言葉を述べた。

  日本体育協会の張富士夫会長は「大会が大震災からの復興のシンボルとなり、岩手県をはじめ全国の皆さんに夢と希望を与え、明るい未来への懸け橋となることを願う。全国から厳しい予選を勝ち抜き、栄えある郷土の代表として参加された選手には、岩手県の思いをしっかりと胸に刻み、フェアプレー精神のもと、日頃鍛えた力と技を存分発揮してほしい」とあいさつ。鈴木大地スポーツ庁長官、中央競技団体代表で日本スケート連盟の橋本聖子会長もあいさつした。

  選手代表宣誓では、スピードスケート成年女子500b、1千b、2千bに出場する本県選手団の曽我こなみ選手(ホテル東日本)、旗手の池田選手が登壇。曽我選手は「全国から集う仲間と共に、磨き上げた力、技、心を存分に発揮し、たくさんの方々に勇気や希望、元気を届け、ここ岩手で国体を開催して良かったと思っていただけるよう最後まで力いっぱい競技することを誓う」と宣誓した。
      (泉山圭)


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