盛岡タイムス Web News 2016年  2月 2日 (火)

       

■ 〈おらがまちかど〉87 盛岡市乙部地内 大漁の小正月祝う 上乙部自治公民館 水路にドジョウが復活(相原礼以奈)




     
  泥の中からドジョウを捕まえ笑顔を見せる参加者  
  泥の中からドジョウを捕まえ笑顔を見せる参加者
 

 盛岡市乙部17地割の上乙部自治公民館(藤原和博館長)で1月24日、地域住民による小正月行事が行われた。子どもたちに伝統行事を体験してもらおうと、毎年行う。餅つきやミズキ団子作りを通して、住民同士交流した。同日朝にはドジョウ汁を作るためのドジョウを、子どもたちが近所の水路で生け捕りした。

  ドジョウ捕りは10年ほど前から続けられている。昨年は資源保護のために行わず、2年ぶりの開催となった。農業用水の堰につながる水路から大人がスコップで泥をかき出すと、子どもたちは割りばしやトングでドジョウを探す。半冬眠中のドジョウは夏よりも捕まえやすいという。最初は見つけるのに苦労していた子どもたちも、後半にかけてドジョウの姿を捉えられるようになり、元気に競い合いながら捕まえる姿が見られた。

  時折雪の強まる中でも子どもたちが夢中で作業をした結果、1升弱のドジョウの捕獲に成功。藤原館長(64)は「こんなに捕れるとは思わなかった。昨年1年休んだのも良かったのかもしれない」と話す。近年は以前と比べ農薬や除草剤を使わなくなっているため、ドジョウの数には復活の傾向も見られるという。

  都南東小4年の氏家衣織さん(10)、同3年の怜央君(9)のきょうだいは初参加。衣織さんは「箸でドジョウを捕まえるのは面白かった」、怜央君は「寒かったけど面白かった。にょろにょろしていて難しかった」と話し、普段味わえない経験を満喫していた。
   (相原礼以奈)


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