盛岡タイムス Web News 2016年  2月 25日 (木)

       

■  定住や産業進出 成長の糧に 広く意見聞き町政運営 矢巾町議会3月会議開会 高橋町長が施政方針


     
  2016年度の施政方針を述べる高橋町長  
  2016年度の施政方針を述べる高橋町長
 
  矢巾町議会3月会議は24日開会し、高橋昌造町長が施政方針演述を行った。2016年度は第7次総合計画の初年度。高橋町長は同計画の諸施策に触れながら「総合計画の基本理念である『希望と誇りと活力にあふれ 躍動するまち やはば』実現のため新たに定住する人や産業の進出を成長の糧とし、町民憲章に掲げる『和といたわりと希望の町』の実現を常に目指し、着実に行政運営を遂行する」と述べた。

  同計画に定める七つのまちづくりの方針に沿って主要事業を説明した。「利便性と発展性を高めるまちづくり」では矢幅駅前地区土地区画整理事業の16年度の工事完了に向け整備し、4月供用開始予定の町活動交流センター「やはぱーく」を拠点に中心市街地の活性化の創出に努める。

  また、岩手医大附属病院へのアクセス性の向上、産業の活性化が目的の矢巾スマートインターチェンジは、今春から本格的な工事に着手することも説明。これに合わせ、周辺の土地利用規制の見直しを図るため、関係機関と協議を続けるとした。

  「健やかな生活を守るまちづくり」では、団塊の世代が75歳以上となる25年を見据え、認知症対策や介護予防、生活支援などを一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築に取り組む。児童福祉では、やはぱーく内の子育て支援活動センターにおける子育て環境の整備や虐待予防など、地域全体での育児支援に向けた取り組みを進める。

  「時代を拓き次代につながるひとづくり」では、昨年7月の町内中学2年の男子生徒のいじめ自殺問題に言及。「教育施策の中で取り組みを行うほか、町いじめ防止条例を策定し、町を挙げていじめのない学校や社会を作り上げる」とした。

  「快適性と安全性を高めるまちづくり」では地方創生事業の一環で、町内での定住希望者の負担の軽減のため、住宅取得の利子補給制度を整え、移住と定住化の促進につなげる。

  このほか2013年8月の豪雨災害の復旧状況については、町道南昌山線が4月の開通を目標として事業を推進する。岩崎川橋は6月の完成がめどとした。

  高橋町長は「今後も地域課題の掘り起しを行い、迅速に具体策を示しパブリックコメント、出前型の『町長とまちづくりについて語る会』なども取り入れ、広く意見を聞き町政を進めていく」と説いた。

  同3月会議は22日までの28日間。当局からは2016年度一般会計当初予算案など27議案が提出された。一般質問は7、8日。



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