盛岡タイムス Web News 2016年  2月 28日 (日)

       

■  県策定 岩手の「本気度」込め戦略 銀河のしずく(オリジナル水稲)特Aを糧に


 県は、いわてオリジナル水稲品種ブランド化戦略を策定した。本年産から市場出荷される「銀河のしずく」、2017年秋デビューの「岩手118号」それぞれの15〜17年度まで3年間の重点取り組み事項がまとめられた。銀河のしずくは日本穀物検定協会の食味ランキングで本県独自品種初の特Aと最高評価を受け、関係者にとって大きな推進力となった。戦略では5年後の20年に作付け面積1万f、出荷量5万dが目標とされた。118号は2千f、1万dが掲げられた。

  公表された内容を見ると、戦略は▽品種の基本コンセプト▽イメージ戦略▽生産戦略▽コミュニケーション戦略─で構成される。

  銀河のしずくは栽培適地が盛岡地域などJA新いわて、JAいわて中央、JAいわて花巻管内で作付け。目指す姿は「品質・食味ともに全国トップクラスの評価を獲得し、新しい岩手の顔として、県内外から広く愛されるお米」とされた。

  生産計画によると、本年産は100f、500d、2年後の18年産は1千f、5千dまで拡大させる。翌19年は面積、出荷量とも倍増させる。

  イメージ戦略では「白くてつややか、かろやかな食感。そんなお米を開発した岩手県の本気度が、確実に消費者に伝わり、食卓の新しい主役になる」と銘打たれた。「洗練されたおしゃれなイメージ」がブランドイメージとされた。

  今後名称と特長に合ったロゴマークなどが作成される予定。

  岩手118号は、県内一の良食味地帯で行われる現地試験結果に基づき、栽培適地が今後設定される。品種の特徴は低アミロース、粘りと柔らかさ、甘みの絶妙なハーモニーを奏でる極良食味。顧客は首都圏や名古屋、大阪の大消費地と県内を視野に入れている。

  生産計画によると、17年産が100f、500d、2年後の19年産ではいずれも10倍を目指す。18年以降の作付面積拡大に向けて種子の増産を検討している。

  目指す姿としては「全国に誇る最高級プレミアム米として、おいしいご飯にこだわる人から愛され続けるお米」を標ぼう。今後特長やイメージに合ったネーミングが命名され、ロゴマークが作成、発表される予定。

  顧客へのアプローチでは銀河のしずくはおいしさの見える化、118号はぜいたく感が訴求できるおいしさの見える化とブランドストーリーを作成。特長の表示とおいしい食べ方も提案される。
 


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