盛岡タイムス Web News 2016年  3月 4日 (金)

       

■  共学初の男子が巣立ち 盛岡誠桜高 新たな校風背に受け


     
   初の男子生徒が巣立った盛岡誠桜高卒業式で校歌を合唱する卒業生  
   初の男子生徒が巣立った盛岡誠桜高卒業式で校歌を合唱する卒業生
 

 盛岡誠桜高(附田政登校長、生徒667人)の2015年度卒業証書授与式は3日、盛岡市高松の同高で開かれた。男女共学化・校名変更の年に入学した生徒184人が卒業を迎え、初の男子生徒27人も学びやを巣立った。保育士専攻科子ども未来学科(2年制)の18人も卒業し、今春から保育士としての一歩を踏み出す。

  同高は13年4月に男女共学となり、校名も盛岡女子から改めた。15年度は1年から3年の4科で127人の男子生徒が学んだ。

  卒業式では、附田校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡された。附田校長は「皆さんは盛岡誠桜高校の名称で入学し、卒業する最初の卒業生。部活に勉学に日常の生活態度に立派な一回生の足跡を残してくれました。本校での出会い、社会に出てからの出会い、その中で自分をしっかり見詰めてほしい」と式辞を述べた。

  在校生代表の送辞を受け、卒業生代表の吉川里海さん(商業科)が答辞。「学校の皆さん、先生方、家族には伝えきれない感謝の気持ちでいっぱい。いずれは地元に帰って必要とされる人材になれるよう頑張りたい。在校生の皆さん、チーム誠桜を新しく作っていってください。私たちもチーム誠桜として新しい場所で輝き続けたい」と誓った。

  男子卒業生のうち、普通科の澤又悠真君(下小路中卒)、大石和樹君(滝沢中卒)、宮崎隼輔君(紫波一中卒)は男子バレー部を創設し、3年間ともに頑張ってきた。

  キャプテンを務めた澤又君は「自分たちで作り上げ、きつい練習に耐えて頑張ってきた」と充実感をにじませ、「将来はソフトウエア開発の仕事をしたい」と、県立産業技術短期大学校電子技術科に進む。

  大石君は「高校からバレーを始めて途中で挫折もあったが、私学のバレー部の全国大会に出場できたことが一番の思い出。入学後1年かけてじっくりと専攻(コース)を決められることも良かった」と話す。大原スポーツ公務員専門学校盛岡校に進み、卒業後は警察官か消防士になりたいという。

  小学校時代からバレーボールに取り組んできた宮崎君は「初めての男子生徒、最初から作るチームと初めてのことばかりだったが、男子が少ないことはあまり意識することなく、クラスや部活のみんなと3年間楽しく過ごすことができた」と笑顔。介護職として千葉県の介護福祉施設に就職が決まっており、卒業生はそれぞれの道に進む。


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