盛岡タイムス Web News 2016年  3月 13日 (日)

       

■ 国道106号宮古盛岡横断道 沿岸まで時短へ前進 川目−田の沢IC間2・6`開通 国、県、両市がテープカット

     
  都南川目道路の川目IC〜田の沢IC間の開通を祝う車両パレード  
  都南川目道路の川目IC〜田の沢IC間の開通を祝う車両パレード  

 国道106号「宮古盛岡横断道路」を構成する都南川目道路(延長6・0`)の川目インターチェンジ(IC)−田の沢IC間延長2・6`が12日、開通した。簗川道路と連結し、県都と三陸地域の復興支援を担う高規格道路の完成に向け、また一歩前進した。

  同区間は2006年から建設が始まり、国が約95億円かけて整備してきた。通行料金は無料。

  開通式が盛岡市の田の沢IC付近の本線上で開かれ、土井亨国土交通副大臣、達増知事、谷藤裕明盛岡市長ら来賓・関係者合わせて約200人が出席。地元の川目小の児童らも参加してテープカットが行われ、市民が小旗を振る中、バスや消防車両がパレードした。沿道では市指定無形民俗文化財の簗川高舘剣舞も披露され、開通に花を添えた。

  都南川目道路は、幅員13・5b、片側1車線の自動車専用道路。2013年3月に完成した簗川道路と同市手代森の国道396号を結ぶ。田の沢ICから手代森ICまでの残る延長3・4`区間は19年度の開通を目指す。

  宮古盛岡横断道路の整備は、国道106号を復興支援道路として高規格化する事業で、全線が完成すれば、宮古−盛岡間で約30分の移動時間短縮が図られる。狭隘(きょうあい)な道路の解消で海産物や工業製品の物流が拡大。救急医療の向上や周遊観光圏域の拡大にも寄与すると期待されている。

  谷藤盛岡市長は「国道106号を生かし、沿岸地域に寄り添った支援活動を展開してきた。広域道路のネットワークが確立されれば、経済活性化に向けた事業の効果もより発揮されやすくなる」とあいさつ。

  国道106号地域高規格道路整備促進期成同盟会会長の山本正徳宮古市長は「宮古盛岡横断道路の整備は沿岸の人々の命を大事にし、沿岸と内陸の地域格差を少なくすることにもつながる」と一日も早い全線開通を願った。


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