盛岡タイムス Web News 2016年  3月 27日 (日)

       

■ 北海道新幹線が開業 新函館北斗まで 盛岡駅から津軽海峡直通 出発式で「はやて」見送る



     
  たくさんの人に見守られ、新函館北斗駅行き一番列車「はやて93号」が盛岡駅を出発  
  たくさんの人に見守られ、新函館北斗駅行き一番列車「はやて93号」が盛岡駅を出発
 

 本州と北海道を結ぶ北海道新幹線が26日、開業した。下り一番列車「はやて93号」が定刻の午前6時54分、新函館北斗駅に向け盛岡駅を出発。午前9時3分に新函館北斗駅に到着した。盛岡駅では出発式が行われ、達増拓也知事や谷藤裕明盛岡市長などが出席。観光客の増加やビジネス促進などの経済効果を期待し、一番列車を見送った。(7面に関連記事) 

  盛岡─新函館北斗間を最短1時間50分で結び、これまでの東北新幹線、特急・急行列車の移動より40分時間が短縮される。

  出発式ではJR東日本の柳下尚道副社長が「E5系『はやぶさ』が運行を始めた直後、東日本大震災が発生した。さまざまな困難を乗り越え開業に至ったことと、新幹線が青函トンネルを走行することに鉄道人として万感の思い。これまで以上に北海道と岩手の地域間交流が活発になるよう施策に取り組みたい」と喜びを語った。

  達増知事はあいさつの中で「いよいよ新幹線が津軽海峡を渡り、北海道と本州、九州が結ばれることになる。本県と北海道の歴史的、文化的つながりの下、交流や連携の一層の強化を図りたい」と決意を示した。

  お笑い芸人サンドウィッチマンのビデオメッセージを流した後、柳下副社長や達増知事、谷藤市長らがテープカットを行った。

  千葉利博盛岡駅長の合図の下、多くの期待を乗せて一番列車は出発した。

  見学に来た滝沢市巣子の千葉太一郎君(15)は「北海道と岩手が新幹線で結ばれたことが非常にうれしく、胸がいっぱい。ネット上のライブ配信サービス・ツイキャスで出発の様子を配信した。たくさんの人と喜びを分かち合いたい」と感動していた。

  遠野市早瀬町の小田中太希君(12)は「E5系はまぼろしの形であり、これ以上の新幹線はない。北海道と岩手がE5系でつながることで、両県が元気になるのを願っている」と思いを込めた。千葉君と小田中君は同じ鉄道少年団に入っているという。


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