盛岡タイムス Web News 2016年  3月 29日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉91 盛岡市 上田1丁目 衣類雑貨に暮らしの感触 吉田真雄夫妻 YOSHIDA LIFEを開店(藤澤則子)


     
   「ものに込められたストーリーを伝えられれば」と話す「YOSHIDA LIFE」の吉田真雄さん、千鶴さん  
   「ものに込められたストーリーを伝えられれば」と話す「YOSHIDA LIFE」の吉田真雄さん、千鶴さん
 

 30代のオーナー夫妻が「自分たちが好きなもの、いいなと思うものを集めた」という服と雑貨の店「YOSHIDA LIFE」が昨年9月、盛岡市上田1の8の25にオープンした。タイル張りの少しレトロな建物の玄関をくぐると、約5坪の店内に服や雑貨、手作り小物が充実。オーナーの吉田真雄さん(35)=同市津志田=は「何でもインターネットで買える時代だが、実際に手に取ってもらうことで物に込められたストーリーを感じてもらえればうれしい」と話す。

  オープンから6カ月。来店者の年代は20代から50代以上と幅広く、若い夫婦や小さい子ども連れの家族もいる。「ゆっくりと見てもらいたいので、子どもたちが飽きないよう工夫もしているんですよ」と吉田さん。見ると、子どもの視点の低い位置に雑貨やおもちゃ。目線を上に向けると外国の民芸品や昭和レトロな食器や小物も。世代を超えて、自分だけの宝探しが楽しめそうだ。

  店内の商品は、吉田さんが全国のクラフト市や工房に足を運び、人(作り手)と物に引かれてセレクトしたものが中心。定番として扱っている「平安楽堂」の陶器は、どこか懐かしさもあるシンプルなデザインとともに、重みを感じさせない質感が魅力。「この感じは画像や写真では伝えられない。物に触れてもらうことで、自分がいいな≠ニ思ったときの感動を直接伝えられる」と吉田さん。

  妻の千鶴さん(34)が一つ一つ手作りするアクセサリーも人気で、自宅で製作し随時補充している。

     
  オリジナルのロゴ・キャラクターが人気のグッズ  
 
オリジナルのロゴ・キャラクターが人気のグッズ
 


  吉田さんは古着に関わる仕事に就いていたが、自分の店を持ちたいと物件を探しているとき、学生時代になじみのあった上田通りで今の建物に出会った。レトロな外観をひと目で気に入り、その雰囲気を生かしながら廃材などを利用して自ら内装を手掛けた。

  和歌山県のデザイナーに依頼したロゴやキャラクターを使った同店オリジナルグッズも人気で、クラッチバッグなど少しずつ種類を増やしている。

  吉田さんは「日本国内、海外には自分の知らないいいもの≠ェたくさんある。この店で伝えていくことができればうれしい」と笑顔を見せた。

  営業時間は正午から午後7時。不定休。最新情報はhttp://yoshidalife.shopinfo.jp
  (藤澤則子)


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