盛岡タイムス Web News 2016年  4月 1日 (金)

       

■  盛岡市 福田玉山区長が退任 地域自治区終了 合併の成功託し花道


     
  退任式後、職員に見送られる福田稔玉山区長  
 
退任式後、職員に見送られる福田稔玉山区長
 

 合併特例法に基づき設置された地域自治区、玉山区が3月31日設置期限を迎え、最後の区長となった福田稔氏(73)が退任した。2014年4月に川村裕前区長の後任として区長に就任し、任期満了の16年1月9日からの延長期間を含め、2年間にわたり、玉山区の地域振興に尽力した。盛岡市役所玄関で職員から花束を手渡され、拍手に見送られながら玉山区長の任を終えた。

  盛岡市勤労福祉会館で31日行われた退任式には課長級以上の職員約100人が出席。福田氏は「2年の間、玉山区、ひいては盛岡市全体の発展のため、微力ながら力を尽くしてきた。市長をはじめ、皆さん方の格別の支援、協力をいただきながら今日までどうにかこの重責を大過なく果たすことができた。心から感謝する」と謝辞を述べた。

  任期中を振り返り、「区長に就任した年は、林野火災、その前の年においては台風18号の影響により松川が大氾濫を起こし、玉山区は大変な被害を被った。その中でも、皆さんの大変な力添えをいただきながら、復旧に努力してきた」と話した。

  玉山地域の今後については「新市建設計画も時代と共に変化する中で、事業の進捗状況など数字的には若干納得いかない面もあるが、掲げられた事業はおおかた着手の方向に付き安堵している。事業期間が延長になったが、この間に住民の負託に応えるべく事業の完了がなされることを期待する」とした。

  谷藤裕明市長は「玉山区長として、その卓越した識見と豊富な経験、強いリーダーシップにより新市建設計画の推進をはじめ、地域自治区としての玉山区の振興に尽力された。長年にわたり、玉山村合併後の盛岡市の発展と公共の福祉の増進に尽くされた功績に対し、改めて深く敬意を表すると共にこれまでの労苦に心から感謝する」とねぎらった。加えて「本日をもって地域自治区の玉山区は終了するが、今後も新市建設計画を確実に推進し、玉山地域の振興に全庁を挙げて取り組む」と誓った。


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