盛岡タイムス Web News 2016年  4月 3日 (日)

       

■ 春本番告げる「よ市」 盛岡市材木町 通りに開幕待ち焦がれた市民 11月26日まで毎週土曜日 新規5店で115店並ぶ

     
  よ市が開幕し、買い物客で埋め尽くされた材木町商店街  
 
よ市が開幕し、買い物客で埋め尽くされた材木町商店街
 


  盛岡市材木町の第43回材木町よ市(主催・よ市実行委)が2日、開幕した。開催場所の材木町商店街コミュニティー道路には産地直送の青果、腕を振るった総菜品、骨董(こっとう)品などを並べる115店が出店。開幕イベントとして、JA新いわての牛乳も1000パック販売。いわてさんさの会☆加藤家約20人がさんさ踊りを、同市消防第八分団が獅子音頭を披露。多くの来場者が訪れ、全長約400bの通りを埋め尽くした。

  よ市は1974年から毎年開催し43年目を迎えた。2016年は5店舗が新規参加。同市内のほか遠野市や山田町、大槌町など県内各地から88店舗、同市材木町商店街振興組合から27店の計115店が軒を連ねた。客との触れ合いを大切にしながら、商店街の活気を発信する春の風物詩となっている。

  同日は曇り模様の肌寒い天候となったが、よ市開催を楽しみ待ち焦がれた人たちは思い思いに買い物を楽しんだ。子どもたちは振る舞われた温かいおしるこを頬張り、大人は地ビールや日本酒を片手に談笑。あちこちで笑顔が見られた。

  盛岡市太田の会社員熊谷孝行さん(43)は妻の美栄子さん(39)と一緒に歩いた。孝行さんは「開幕を待っていた。毎年ほぼ毎週来ている。非常に楽しい」とビールを飲み干していた。

  新規参加の盛岡市上田1丁目のHACKTACKは、白澤義郎オーナーら家族7人で鶏の唐揚げと同市薮川の卵を販売した。同店では知り合いの滝沢市柳沢のうるみ工房が、浄法寺塗の箸も販売。職人の藤村真紀さん(39)は「初参加だが、すごいにぎわい。県外からの観光客など、たくさんの人に楽しんでもらいたい」と商店街を眺めた。

  老舗も負けてはいない。参加して今年が32年目の滝沢市巣子の田楽茶屋は、豆腐田楽やおでんなどを販売。田楽を焼く斉藤たまさん(71)は「私たちの総菜は全て手作り。手に取って見て、食べて楽しんでほしい」と話した。

  このほか八幡平市大更の酒造業わしの尾が、宮澤賢治生誕120周年の日本酒「陸羽132号」をよ市で限定販売。商店街は売り子と客の活気で満ちあふれた。

  同実行委の菅原奎一郎委員長は「よ市の良さは家族で楽しめること。子どもと一緒に買い物を楽しめる。季節に合わせた企画を考えているので、皆さんで来てほしい」と意気込みを見せた。

  16年のよ市は11月26日まで。毎週土曜午後3時10分〜午後7時まで開催。ゴールデンウイークの4月30日は「花嫁道中のお披露目練り歩き」が予定されている。


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