盛岡タイムス Web News 2016年  4月 4日 (月)

       

■  「神川グルージャ」が3連敗 ホームで長野に0─1 新スタイル発揮できず


     
  試合を通じ攻撃の起点として奮闘した谷村憲一(10番)  
  試合を通じ攻撃の起点として奮闘した谷村憲一(10番)
 

 サッカー明治安田生命J3リーグ第3節、グルージャ盛岡対AC長野パルセイロ戦は3日、盛岡市永井のいわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)で行われた。開幕2連敗中の盛岡は初勝利を目指しホームに長野を迎えるも、前半の失点を取り返すことができず、0─1で敗れた。

  パスを素早くつないで攻撃を組み立てるスタイルへの移行を目指す今季の盛岡。この試合でも2トップの一角に入った谷村憲一が中心となり、序盤から短いパスで攻撃を組み立てようとする。しかし立ち上がりから自陣深くでボールを失い、何度も危ない場面を迎える。前半17分にはこれまで2試合で課題とされてきたセットプレーから失点。その後は長野が猛攻を仕掛けるも、キーパーの土井康平の好守で追加点を防ぎ、0─1のまま前半を終えた。

  ホーム開幕戦で負けられない盛岡。後半はボランチの垣根拓也や右サイドの牛之M拓、左サイドの梅内和磨らが積極的にボールに絡み、ゴールを目指す。アタッキングサード(敵陣ゴール前約30bの区域)への侵入は多いものの、攻撃に手数がかかり、ゴール前に人数を掛けた長野の守備を崩せず。右サイドバックの鈴木達也のロングシュートや、林勇介、井上丈といった攻撃的な選手の投入で打開を図るも、最後まで得点が奪えなかった。

  神川明彦監督は「3連敗はしたが、後半には前からのプレスやセカンドボールの確保、縦へのオフェンスなど一定の評価ができた。持ち直したことを、選手たちに手応えとしてつかんでもらいたい」と語る。好守でチームを支えた土井は「全体的にミスが多い。小さなことだが、全員で意識して取り組まなければ」と語る。攻撃の起点となった谷村も「特に後半はセンターバックやボランチの攻撃参加もあり、攻めてはいた。あとは最後の精度」と今後の課題を口にした。

  ホーム開幕を待ちわびたサポーターら1434人が会場に駆けつけ、選手に声援を送った。八幡平市から訪れた阿部成子さん(56)は「失点を1に抑えたこと、やろうとしているサッカーが見えたことは良かった。サッカーの成熟にはもう少し時間がかかるかもしれないが、積極的に攻める姿、ボールを取られてもすぐ取り返しに行く姿から、普段の練習で一人ひとりが必死に取り組んでいることが伝わった」と試合を振り返った。

  盛岡の通算成績は0勝3敗で、順位はリーグ16チーム中最下位。次戦は10日、敵地でSC相模原と対戦する。次のホーム戦は17日。午後1時からいわぎんスタジアムでFC琉球と対戦する。



本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします