盛岡タイムス Web News 2016年  4月 9日 (土)

       

■ 東側待機所など代替検討 盛岡BCターミナル 機能確保へ検討会協議


  9月末での廃止が計画される盛岡市中ノ橋通の盛岡バスセンターのバスターミナル事業について、建物解体期間中の暫定的なターミナル機能の維持を図るため同センター東側の現バス待機所や周辺の路上停留所の増設による対応が検討されている。同市役所で8日開かれた盛岡バスセンター交通対策検討会で、検討案が示された。同検討会では、6月末までにターミナル機能を確保するため一定の方向性を決定する。

  同センターのターミナル機能は、9月末にも廃止する方針が今年3月に株式会社盛岡バスセンターから市へ報告された。建物も年内に解体予定で、市では土地の取得を含めた対応策を検討中。解体に伴い、現在のターミナル機能は一定期間、使用ができなくなる。暫定的なバス停の配置やバス路線の確保を協議するため、8日に警察、国土交通省岩手運輸支局、バス事業者、市による検討会が非公開で開かれた。

  解体期間中のターミナル機能は、現在バス待機所として事業者が借りて使用している同センター東側の場所の活用、同センター周辺の路上のバス停を増設して対応することが想定されている。今回示された検討案は、バス事業者が持ち帰り、次回検討会で再度協議する。建物解体の開始時期は現時点で示されていないが、数カ月間は暫定的な形態となることが見込まれる。

  ターミナル機能が暫定的な形態となった場合、経路やバス停の位置変更が想定される。経路変更を伴う場合、変更に最長で約3カ月を要することから、9月末の廃止に向け6月末には一定の方向性を出さなければならない。市は6月末まで検討会を毎週開催する考え。

  検討会終了後、市建設部の千田敏交通政策課長は「解体期間中もバス交通機能確保が必要。盛岡の場合、盛岡駅と盛岡バスセンターの二つのバスターミナルでバス運行が行われ、それぞれの発着で、中心市街地のバスの運行本数が相当数確保されている。解体期間中もこの特徴を維持できるように検討をお願いし、皆さんに同意いただいた」と話した。 


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