盛岡タイムス Web News 2016年  4月 14日 (木)

       

■  21日までに各党協定締結へ 参院選岩手区 主浜了氏支援で合意 無所属か公認かも同じ期限


 夏の参院選岩手選挙区(改選1)の野党統一候補をめぐる県内4野党の実務者協議は13日、盛岡市内で開かれた。3度目の今回、生活の党現職の主浜了氏(66)=2期=を支援することが確認された。同日、生活以外の3党に主浜氏から「政策を含む諸課題について整理確認のうえ、統一候補として正式出馬表明するのが最善の道」などとする文書が示された。これにより次回21日の協議までに各党で個別に主浜氏と政策協定を結ぶ作業が進められる。

  3月24日から始まった実務者協議の過程では4党一体で政策協定を結ぶことが議論されていた。民進党県連は各党個別を主張。同県連の高橋元代表代行によると、前回2日の協議で各党が持ち帰った結果、他党からも同じ意見が出たという。

  高橋代行は取材に対し、「主浜氏から出馬に対する意思について文書を頂いた。正式表明ではないが、しっかりとした意思を確認できた。それをもって政策協定の作業に入りたい」と述べた。

  現時点で主浜氏が党公認か無所属かで出馬するかは決まっていない。その段階でも4党は支援を確認。いずれかによって協定締結の枠組みは変わる。生活の党の小沢一郎代表は5日に中央で会見し、無所属出馬の可能性に言及している。

  同県連の佐々木順一幹事長は取材に「代表の考えはもちろん、主浜さんの考えも大事。そこはわれわれが確認しないといけない。論理的には無所属もありうる」と説明。その上で結論を出す時期については政策協定も踏まえ、「目標設定は21日。そこに関係者が努力する」と強調した。

  23日には盛岡市内で安保法廃止の全国2千万人署名に関する県民集会が開かれる。統一候補の早期決定を求めている「いわて市民ネット」構成団体も参加する予定だ。

  このため4党は国会日程にもよるが、21日に主浜氏と各党との協定締結を経て、共同で会見を開催。23日の集会で野党統一候補として主浜氏がお披露目されるよう、それぞれ党中央とやりとりしながら、作業することについても意見が交わされた。その上で選挙戦に向けた体制が議論される見込み。

  民進党県連は衆参同日選も見据え、野党に議席のない岩手2区の候補者選びとセットを主張してきた。民進は前回2014年に生活の党で出馬し、落選した畑浩治氏(52)=当選2回=を推している。

  これについて高橋代行は「本当にダブル選挙になるか見極める必要がある。5月の大型連休明けかサミット前後に明らかになれば、その段階で協議も始まる。実務者協議では参院選に集中しようとなった。個別に生活の党との協議で話題になるかどうかだ」と述べた。

  5月1日のメーデーが期限とされた野党共闘の動きは、急転直下で進展を見せた。


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