盛岡タイムス Web News 2016年  4月 25日 (月)

       

■  岩手の若者 開発の原動力 プロジェクトが始動 超人スポーツ 学生らワークショップ


     
  実際に器具を使いながら超人スポーツを説明する稲見代表  
  実際に器具を使いながら超人スポーツを説明する稲見代表
 
  岩手発「超人スポーツ」開発プロジェクトのキックオフミーティング(県、いわて若者文化祭実行委主催)が24日、盛岡市内丸の県公会堂で開かれた。岩手大や県立大、一関高専、盛岡情報ビジネス専門学校の学生ら113人が参加。希望郷いわて国体・大会を盛り上げる「ご当地超人スポーツ」を作るべく、超人スポーツの活動や意義、可能性について理解を深めた。

  実行委は今回を皮切りに5〜8月に3回ワークショップ(WS)を実施。競技の考案と実現化に取り組み、9月24、25日の岩手国体・大会プレイベント「いわて若者文化祭2016」で成果を披露する。

  初めに超人スポーツ協会の稲見昌彦代表のほかゲームクリエイターや大学教授、達増知事、タレントら8人が登壇し、それぞれが考える超人スポーツについて語り合った。新しい時代に対応する超人スポーツを作るには技術開発やルール作成、デザイン性のほか、プレーヤーと指導者の育成も必要とした。

  それぞれが考案した超人スポーツについても発表。岩手大人文社会科学部の浅沼道成教授は、プロテニスプレーヤーを目指していた経験から「夢をかなえるスポーツ」を提示。ラケットの真ん中にボールが当たる確率を競うなど「プロスポーツ選手と互角に戦えるスポーツを生み出したい」と話した。

  WSでは参加者が8グループに分かれ、超人スポーツのアイデアを発表。ゲーム、デザイン、夢などさまざまな観点から発想を出し合い、実現化に向けて心を一つにした。

  超人スポーツは衝撃吸収体のバブルボールと跳躍力を高める器具を装着してぶつかり合う「バブルジャンパー」をはじめ、人間の能力を伸ばす器具を体に装着して行うスポーツ。最新研究の「人間拡張工学」に基づいて器具を用いることで年齢や身体能力、障害のハンディキャップをなくし誰でも楽しめるスポーツにする。

  達増知事は「誰もが生き生きと暮らせる地域社会のモデルを岩手から提示し、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた動きのモデルを先取りしたい。共に岩手から新しい動きを作っていきましょう」と呼び掛けた。



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