盛岡タイムス Web News 2016年  5月 3日 (火)

       

■  盛岡駅ビルフェザン 大日本市と連動で販売会


     
  新しい感性が光るクラフト商品が並ぶ「岩手のモノづくり販売会」  
  新しい感性が光るクラフト商品が並ぶ「岩手のモノづくり販売会」
 

 「岩手のモノづくり販売会」が5日まで、盛岡市の盛岡駅ビルフェザン(笹野盤店長)本館1階出逢いの広場で開かれている。3日から同市内丸の県公会堂で行われる中川政七商店主催「大日本市岩手博覧会」との連動イベント。盛岡ターミナルビルが、さわや書店や盛岡情報ビジネス専門学校の協力で開催した。新たな岩手・盛岡のものづくりブランドとして成長する可能性がある商品を紹介している。

  出店しているのは▽NEN─RING(ネンリング)=浄法寺漆だけを使用した漆塗りのオリジナル革製品▽「幸呼来(さっこら)JPAN」=古着を活用した裂き織り▽ground table(グランドテーブル)=オーダーメードシューズ▽ENSOUND(エンサウンド)=音と振動をリアルに体感できる「抱っこ型スピーカー」など▽Marble Art(マーブルアート)=カラービー玉をワイヤーで組み合わせるクラフト─の5店舗と、盛岡情報ビジネス専門学校。作者の感性が光る、魅力的な手作り商品を集めた。

  愛媛県から3年ほど前に盛岡に移住したエンサウンドの菅順一社長(43)は音質と同時に、デザインや持ち運びなど使用性にもこだわった、さまざまなスピーカーを商品化している。「お客さまと直接、触れ合える機会はありがたい。職人同士のコラボレーションを生む機会にもなると思う。地元にいい商品がたくさんあるので発表の場が増えるといい」と話した。

  盛岡情報ビジネス専門学校デザイン科の26人は、岩手をモチーフにした木製やアクリル樹脂性のブローチを一人3点制作。1セット500円で販売している。

  ハマユリ、虎舞、南部鼻曲がり鮭のイラストを刻んだ木製ブローチを制作した同科2年の川崎里佳子さん(19)は釜石市出身。「復興への願いを込めてデザインした。一からデザインするのは難しかったけれど、周りから反応があるとすごくうれしい」と意欲を燃やす。同科2年の千田友梨香さん(19)も「お客さんからもたくさんアドバイスをもらったので、今後の作品づくりに生かしたい」と話した。

  新進の地元手工芸品を中心にした販売会は初の試み。岩手・盛岡のものづくりにスポットを当てたイベントを継続し、販路拡大につなげていきたいという。企画提案した、さわや書店フェザン店の田口幹人店長は「岩手には伝統工芸品や民芸品の枠にとらわれない優れた手作りの商品がある。新たな岩手ブランドとして盛り上げ、首都圏などにも発信していければ」と語っている。
 


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