盛岡タイムス Web News 2016年  5月 14日 (土)

       

■ 選手迎える巨大テント いわて国体 盛岡市立総合プール 飛び込み種目(9月4日─11日)に仮設


 

     
  既存の飛び込み台を覆う形で整備された仮設テントの内部  
  既存の飛び込み台を覆う形で整備された仮設テントの内部
 

 本県で46年ぶりに開催される第71回国体(希望郷いわて国体)に向け、各地で準備が佳境を迎えている。盛岡市実行委では、同市本宮5丁目の市立総合プールに整備中の飛び込み台を覆う仮設テントを報道公開。9月4日から11日まで会期前競技として行われる水泳競技の飛込み種目に使用される。

  仮設テントは、競技の行われる9月は夏の暑さが収まり、風や雨で選手の体が冷えてしまったり、競技が中断してしまったりする可能性もあることから整備された。高さは最も高い場所で19b。客席を設置する市アイスアリーナ側は、飛び込み台のある周辺と違い高さを確保しなくてもいいことから、屋根が1段低く設計されている。間口40b、奥行き45・4bで、建築面積は1816平方b。鉄骨造で、屋根や壁は防炎加工をしたテント幕を使用。1999年5月に完成した市立総合プールの屋外にもともと設置されていた高さ10bの飛び込み台と22b四方で深さ5bのプールを完全に覆う形で整備された。総事業費は1億9414万1千円。国体終了後は解体される。

  市実行委や県水泳連盟、工事を受注した小川テックによると、既設の屋外プールをテントで覆い競技を行うのは全国的に見ても例がないという。4月1日に着工し、外装は5月末に完成予定。飛び込み台は6月15日に供用を開始する。供用開始後も340席の仮設観客席など内装などの整備は継続し、完成は8月末を見込む。国体本番では高飛び込みと板飛び込みが行われる。

  いわて国体の水泳競技は、同プールで競泳、水球、シンクロナイズドスイミング、飛び込みが、釜石市の根浜海岸特設会場でオープンウオータースイミングが行われる。盛岡市の会場では選手団約1500人、観客は期間中で述べ約2万人の来場を想定している。飛び込み種目には盛岡商2年の杉村征導選手が、高飛び込みと板飛び込みに出場する予定。

  県水泳連盟の小笠原大輔常任理事(飛込委員長)は「屋根が整備され、選手もいい環境で競技できるようになった。安全に、より用パフォーマンスを発揮してほしいと思っているので、今回の整備はありがたい」と語る。

  同市実行委では山岳競技やカヌー競技で使用する仮設設備の整備を進めている。市実行委の村井淳事務局長は「選手にコンディションの良い中で試合をしてもらうべく、環境を整えている。ぜひ岩手県の選手にもいい成績を残してもらいたい」と話していた。


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