盛岡タイムス Web News 2016年  5月 16日 (月)

       

■  姫神山山開き 山頂から絶景の眺め 新緑や草花を約1200人満喫


     
  残雪の岩手山をバックに姫神山の山頂で万歳する登山者  
  残雪の岩手山をバックに姫神山の山頂で万歳する登山者
 

 盛岡市玉山馬場の姫神山(1124b)で15日、山開きが行われた。一本杉登山口では午前9時から第50回山開き式が行われ、神事でシーズン中の登山者の安全を祈願。テープカットに続いて、山開きを待ちわびた登山愛好者ら約1200人が次々と登山口をスタート。快晴にも恵まれ、残雪を抱いた岩手山や木々の新緑、草花を楽しみながら山頂を目指した。

  山開き式で佐藤光彦副市長は「姫神山は非常に美しい稜線で、見てよし、登ってよしの山。安比の峰々、八幡平方面、岩手山があり、駒ケ岳方面とすばらしい眺望。山開きは1年間の登山の安全を願うとともに、この美しい自然を改めて大切に思いながら将来に残していくという思いを込めて行う。姫神山が日本全国から訪れる登山愛好家に愛してもらえるよう祈念したい。皆さん無理なく頂上を目指してほしい」とあいさつ。

  登山者を代表して市山岳協会の武田勝栄さんが「われわれ登山者一同は常に山野に親しみ、この優れた自然環境をみんなで守り、健全なレクリエーションの場の保全に努め安全に登山することを誓う」と宣誓した。

  山頂では先着1千人に記念の手ぬぐいが配布されたほか、お神酒などの振る舞いが行われた。午前11時すぎからは山頂で万歳三唱が行われたほか、敷物を敷いて昼食を取る家族連れの姿なども見られた。晴天にも恵まれ、岩手山をはじめ周囲の山々もきれいに見え、カメラを構える人も多かった。

  岩手町沼宮内から家族5人で来た丹治航君(7)、輝君(5)の兄弟は「足が痛くなったけれど、頂上からの景色がきれいだった。もうすぐかな、まだかなと思いながら登った。みんなで登れて楽しかった」と姫神山登山を満喫。父親の清正さん(37)、母親の美希さん(37)、祖父の渡辺義光さん(69)も「天気が良かったので、緑がきれいに見えて気持ちよかった。孫の元気なのに驚いた。ついていくのがようやくだった」と話した。

  八戸市から登山仲間で訪れた佐々木宏壽さん(70)、法霊崎進さん(59)は、初めて姫神山の山開きの日に登った。「岩手山も下界もばっちり見えて最高です。姫神山は山登りシーズンの納めにいつも登っているが、新緑の時期は初めて。またぜひ登ってみたい」と緑豊かな時期の登山に感激していた。


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