盛岡タイムス Web News 2016年  5月 29日 (日)

       

■ 矢巾SIC整備に着工 18年3月供用開始予定 救急医療に効果も期待 交流や地域産業活発へ

     
  矢巾SIC着工式でくわ入れする関係者ら  
 
矢巾SIC着工式でくわ入れする関係者ら
 


  東北自動車道の矢巾パーキングエリアに連結される矢巾スマートインターチェンジ(SIC)の着工式は28日、矢巾町上矢次の上り線側の用地内で行われた。同SICは2018年3月の供用開始を予定しており、完成により交流人口の拡大や地域産業の活性化、19年に移転予定の県高度救命救急センターを含めた救急医療への貢献などが期待される。同式では関係者がくわ入れなどを行い、工事の安全を願った。

  式で高橋昌造同町長は「町まち・ひと・しごと創生総合戦略の下、SIC整備を通して企業の誘致、雇用の確保に取り組む。また、今後の土地利用の見直しにより、まちづくりの根幹を担うSICに大いに期待している」と力を込めた。盛岡広域振興局の高橋達也副局長が浅沼康揮局長を代理してあいさつした。

  矢巾SICの上り線は同町上矢次の県道不動盛岡線、下り線は同町煙山の町道堤川目線に連結する。ETC専用で24時間運用。

  整備効果は▽利便性向上による交流人口拡大▽物流の効率化による企業誘致促進、地域産業活性化▽救急医療機関へのアクセス性向上による救命率の向上│の3点。19年に同町藤沢地内に開院予定の岩手医科大附属病院と同じく、移転予定の県高度救命救急センター。同SICの整備により、同センターへの患者搬送の時間短縮が図られるため、救急医療への期待も大きい。

  これまで町内にICはなく、同SICの設置で市街地と高速道間のアクセス時間が短縮される。同SIC北側の岩手流通センターと合わせた物流の効率化による企業誘致、産業活性化も見込まれる。

  同町ではSIC設置と合わせた周辺整備事業として、下り線と連結する町道堤川目線、町道安庭線の拡幅工事を行う。整備距離は両道を合わせて約2・2`。現状の道幅6〜7bから約11・5bへ広げる。堤川目線のうち同流通センター方面では、大型トラックの円滑な運行のための交差点整備も行うほか、歩道整備を合わせて実施する。

  式では地域住民を代表し、煙山自治会の村松隆夫会長(67)が期待の言葉を語った。着工を記念して、同町立矢巾北中特設合唱部が町民歌などを披露した。


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