盛岡タイムス Web News 2016年  8月 16日 (火)

       

■  主浜了氏(元参院議員)に聞く 勇退後も野に下らず 野党結集は民進から 政権にブレーキ役を


     
   勇退に伴い支持者へ配った自らの信念を手にする主浜了氏  
   勇退に伴い支持者へ配った自らの信念を手にする主浜了氏
 

 生活の党県連代表代行の主浜了氏(66)は7月25日の任期満了で参院議員を退いた。2期12年間、国政の場で汗をかいてきた。一身上の都合により野党統一候補の木戸口英司氏に議席を譲り、勇退した。一方で「日本の安全、国民の安全を守る点からすると、このままで良いのか。とてもじゃないが黙ってはいられない。政治に向かう気持ちは衰えていない」と語り、県内に軸足を置いた今後の活動に向け、意欲旺盛だ。話を聞いた。 (大崎真士)

  政治活動を継続する理由の一つに人口減少の問題を挙げ、「世界の人口は年間5千万人ずつ増えている。2050年には95億人になる。爆発的な人口増加の中でなぜ日本が伸び悩むのか」と指摘。

  「30〜50年前と比べて日本は希望を失っている。今より貧しく不便だったけれど希望があったから、一生懸命頑張れば報われると発展を続けてきた。その希望がなくなっている」と現状を憂う。

  労働者で非正規が4割を占める中、「労働者を犠牲にした企業の発展があってはならない。まず希望を与えること」と強調。「同じく日本の安全保障を考えれば、国民を犠牲にした国家の発展があってはならない。それらを考えれば黙っていられない」と説く。

  政界の現状に対しては「(自民党内で誰も安倍総理に)文句を言わない、総理の良い子になって、できれば閣僚なりポストをいただけるならという、サラリーマン的な人たちが多くなっているのか」、「与党にブレーキ役が一人でもいれば良いが、その動きが全く見えない」と問題視。

  再び県内で民主党分裂前の勢力結集や合流が図られるかを問うと、「可能だと思う」と言い切る。ただ、「小さい政党から言うのは、なかなか難しい。民進党が野党第一党だから、俺の言うことを聞けという党中心の内向きになるか、野党をまとめようという開かれた民進になるか。考えてほしい」と訴え、来月の民進党代表選の行方を見守る。


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