盛岡タイムス Web News 2016年  9月  3日 (土)

       

■ いわて国体 希望郷へ復興の懸け橋 本県選手結団式 台風被害克服も決意


 

     
  ときの声を上げる岩手県選手団  
  ときの声を上げる岩手県選手団
 
     
  決意の言葉を述べるライフル射撃成年女子の佐々木選手(中央)  
  決意の言葉を述べるライフル射撃成年女子の佐々木選手(中央)
 

 第71回国体(希望郷いわて国体)の本県選手団結団式が2日、盛岡市みたけの県営武道館で開かれた。ライフル射撃成年女子の佐々木千鶴選手(岩手県警)が「私には勝ちたい理由があります。勝利を伝えたい人たちがいます。私を信じ、応援してくださる方々のためにも、一生懸命やること、この言葉通り、この地元開催となるいわて国体に全力で挑戦し、勝利という結果を収めてまいります」と決意を述べた。

  本県選手団は正式競技、特別競技の38競技に2巡目国体では過去最多となる選手805人、監督103人、本部役員25人の総勢933人が参加する。男子主将が陸上成年の橋英輝選手(富士通)‖1万b競歩‖、女子主将がホッケー成年女子の小沢みさき選手(東北銀行)。旗手はボート成年男子の佐藤翔選手(日本大)‖舵手付きフォア‖が務める。

  式では選手団総監督の橋光彦県体協副会長兼理事長が結団を報告。ボート少年男子の小原走選手(黒沢尻工)に選手証が、女子の小沢主将に県旗が贈られた。出席したボクシング成年男子の梅村錬選手(拓殖大)‖ミドル級、江南義塾盛岡高出身‖は「地元の大会ということで、今までお世話になった方に見てもらえる。優勝が目標」と決意を語る。

  団長を務める達増知事はあいさつの冒頭で台風10号被害に触れ、「希望郷いわて国体は、東日本大震災からの復興に向けて岩手から感謝の気持ちを伝え、全国から復興のゴールを目指す力をもらう大会である。その上で台風10号被害を受け、その復旧の懸け橋国体という意味も加わった」と開催の意義を語る。「選手一人ひとりの勝利、チーム一つひとつの勝利、競技一つひとつの勝利を重ね、大きな感動を広げ、全国に感動を伝えられるよう、チーム岩手、頑張りましょう」と激励した。

  式には選手団のうち674人が出席予定だったが、台風10号の影響などによりセーリング選手団など約50人が欠席した。水没した岩泉球場などで試合が予定されていた軟式野球成年男子に出場する三浦翔太選手(仙北中教諭)は「岩泉町は軟式野球成年男子チームにとてもよくしてくれた地域。会場が使えなくなったのは残念だが、国体では感謝の思いも込めて一生懸命頑張る」と話す。

  床上浸水した久慈市民体育館で競技が予定されている柔道成年女子の菅原歩巴(あゆは)選手(盛岡農高教諭)は「(久慈市民体育館は)川の近くで、小学校の時に試合をさせてもらった時はとてもきれいな場所だった。台風で市民の皆さんも大変な中で国体に向けての準備をしてくれると思う。感謝の気持ちを胸に、昨年の優勝に負けないくらいの結果を残したい」と決意を示した。

  同日は心理サポート研修なども行われた。


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