盛岡タイムス Web News 2016年  9月  6日 (火)

       

■  いわて国体 水球は群馬に敗れる 盛岡会場 積極プレーも後半尽き 鎌田(盛岡市立3年)が好機 初戦で4―12 健闘の成果後進に託し


     
  群馬県の選手と激しい競り合いを見せる本県選抜の鎌田(左)  
  群馬県の選手と激しい競り合いを見せる本県選抜の鎌田(左)
 

 希望郷いわて国体の水泳競技は5日、盛岡市本宮の市立総合プールで水球が始まり、1回戦8試合が行われた。本県代表は同日の第2試合で群馬県代表と対戦。前半は互角の戦いを展開するも後半に突き放され、4―12で敗れ、2回戦進出はならなかった。6日は同会場で水球の準々決勝、準決勝、5〜8位決定トーナメントの計8試合があるほか、釜石市の根浜海岸特設会場でオープンウオータースイミングが行われる予定。

  本県代表は今年度岡山県倉敷市で開催されたインターハイ(中国総体)に出場した黒沢尻工を中心とした選抜チームを組み、国体に臨んだ。立ち上がりから積極的にプレーする岩手。第2ピリオド残り2分40秒で照井光がシュートを決め同点に追い付くなど、互角の戦いを見せる。黒沢尻工以外の高校から唯一選出された鎌田海斗(盛岡市立3年)も主にサイドで味方のロングパスに反応するほか、時折相手ゴール前に侵入して体を張り、好機を演出した。

  3―4の1点差で迎えた第3ピリオド、泳力に勝る群馬が立て続けに得点を挙げ、岩手を突き放す。群馬の激しい守備の前に、ゴール前の選手にパスが入らず、制限時間内にシュートが放てなくなった岩手。局面を打開しようと外からシュートを狙うも、相手キーパーの好守に阻まれ、得点が奪えない。その後も猛攻を仕掛ける群馬に対し、岩手は第4ピリオドに照井がこの試合4点目の得点を挙げるも、その後の反撃を断たれ、初戦で姿を消した。

  敗れはしたものの最後まで諦めず戦った岩手代表に、試合後、会場から大きな拍手が送られた。伊藤秀幸監督(黒沢尻工業高教諭)は「第3ピリオドで先取点を取りたかったが、選手たちのスタミナが切れ、相手に一気に行かれた。選手たちはよくやってくれたが相手の方が一枚上手だった」と語った。

  鎌田は「今までの練習の成果は出せたところもあったが、自分がもっと得点を取らなければいけなかった。流れの攻撃の中で、もっと相手を見る余裕があれば」と唇をかむ。「自分だけ別の学校だが、岩手の仲間とともにプレーしたので、やりにくさとかそういうものはなかった。自分たちは国体に向け頑張ってきた。後輩たちにも、僕たちの全国の経験を生かしてほしい」と期待した。
    (佐々木貴大)


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします