盛岡タイムス Web News 2016年  9月  11日 (日)

       

■  盛岡商2年の杉村 高飛込みで10位に 盛岡市立総合プール 県勢の健闘続く


     
  高飛び込みで10位と入賞にあと一歩まで迫った杉村  
  高飛び込みで10位と入賞にあと一歩まで迫った杉村
 

 希望郷いわて国体の水泳競技は10日、盛岡市本宮の市立総合プールで競泳種目と飛び込み種目が行われた。県勢は少年女子Bの50b自由形で千葉すみれ(一関一高)が8位に入り、前日の100b自由形に続く入賞を果たした。11日は競技最終日。同会場で競泳種目と飛び込み種目が行われる。

  同日の飛込み種目は、少年女子飛び板飛び込み、少年男子高飛び込み、成年男子飛び板飛び込みが行われた。県勢からは少年男子高飛び込みに杉村征導(盛岡商2年)が出場し、262・95点で10位となった。9日の飛び板飛び込みより順位を上げたものの、全国の高い壁の前に入賞はならなかった。

  高飛び込みは、高さ5b、7・5b、10bの台を演技ごとに選択し、技の難易度と完成度を競う。前日の飛び板飛び込みで15位に終わった杉村は、得意の高飛び込みで雪辱を誓っていた。1本目の前逆宙返り2回転半えび型で57・40点の好記録を出し、好スタートを切る。しかしその後の演技でミスが続き、順位を徐々に下げる。

  諦めず臨んだ5本目、前宙返り2回転半1回捻りえび型で52・20点と立て直し、6本目の後踏切前宙返り3回転半でも得点を伸ばし、10位に食い込んだ。

  杉村は「きのうの結果から切り替えることはできた。きのうはプレッシャーに変えてしまった歓声を、きょうは力に変えることができた」と競技前の心境を語った。競技については「1本目で得点が出て、流れに乗るかと思えたが3、4本目で予想外の失敗が出てしまった」と振り返った。

  「トップ選手と一緒に飛ぶことができたのは、悔しくもあり、楽しくもあった」と2日間を総括。「今まで支えてくれた人に感謝したい。岩手の人に、自分の演技を見て(飛び込みを)やってみたいと思ってもらいたい。そのためにも勝ちたかったが、悔しい」と、順位こそ10位と入賞まであと一歩に迫るも、納得のいく演技ができなかったその顔は暗く沈んだ。

  それでも、「苦手な演技も、最後まで諦めず飛ぶという気持ちは出せた」と自身の成長を実感し、今後も競技を続ける意思を示した。


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