盛岡タイムス Web News 2016年  10月  1日 (土)

       

■ 希望郷いわて国体 祭典、熱戦きょう開幕 11日まで 復興のメッセージ発信 北上市総合運動公園で開会式

     
  希望郷いわて国体の総合開会式が開かれる北上総合運動公園北上陸上競技場(25日撮影)  
   希望郷いわて国体の総合開会式が開かれる北上総合運動公園北上陸上競技場(25日撮影)
 


 1970年以来46年ぶりに本県で開催される第71回国体「希望郷いわて国体」は1日、開幕する。2011年3月の東日本大震災津波により、一度は開催が危ぶまれたいわて国体。関係者の不断の努力により開催にこぎ着けた国内スポーツの祭典が、いよいよ本格的に幕を開ける。

 県内33市町村が競技会場地となる予定だったが、台風10号による被害のため、岩泉町は軟式野球の開催を断念した。結果、正式競技36競技が23市町村、特別競技1競技が3市町、公開競技4競技が4市町、デモンストレーションスポーツ29競技が21市町村で実施される。

  「広げよう、感動。伝えよう、感謝。」を冠称に掲げた今国体は、東日本大震災の被災地域で開催される初の国体となる。これまで本県に寄せられた復興支援に対する感謝を伝えるとともに、復興に向け力強く歩みを進める岩手の姿を示す国体となるように、県や各自治体、各競技団体では一丸となって開催準備に取り組んできた。

  正式競技、公開競技、特別競技に選手・役員として全国から選手、役員として約2万2千人が参加する予定。本県選手団は2巡目国体では最大規模となる選手・監督908人、役員25人の総勢933人(開催済みの水泳競技、特別競技の高校野球を含む)で編成。男女総合(天皇杯順位)8位以内、獲得得点1550点以上の目標達成へ、全国の強豪と熱い競技を繰り広げる。

  先に開催された冬季国体のスキー・スケート競技会、会期前競技の水泳競技会で本県の選手は躍動し、競技得点190点(参加点含む)を獲得。天皇杯順位は13位で本大会へバトンをつなげた。

  総合開会式は、天皇皇后両陛下のご臨席の下、北上市の北上総合運動公園北上陸上競技場で開催。11日は同会場で総合閉会式が開かれ、都道府県ごとの総合成績が発表される。

  各競技会場には飲食ブースや売店、復興の進捗(しんちょく)を写し取った「復興写真館」などが設置される。また、郷土料理のお振る舞いなども行われ、県内外から来場した観客をもてなす。観戦に関する情報が記載されたガイドブックは国体公式ホームページで公開されているほか、県内の駅、空港、高速道サービスエリア、道の駅などでも配布している。

  国体後の22日からは、第16回全国障害者スポーツ大会「希望郷いわて大会」が本県で引き続き開催される。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします