盛岡タイムス Web News 2016年  10月  7日 (金)

       

■  いわて国体 男子チームスプリント準V 県勢自転車 快走続く


     
  男子チームスプリントで2位の県勢最高成績を記録した後藤、藤根、照井(左から)  
  男子チームスプリントで2位の県勢最高成績を記録した後藤、藤根、照井(左から)
 

 第71回国体「希望郷いわて国体」は6日、大会6日目を迎え、県内各地で9競技が行われた。県勢では自転車の男子チームスプリントが過去最高位の準優勝を果たし、成年女子自由演技馬場馬術で黒須晴子(県馬術連盟)が3位の表彰台に上った。ホッケー、ハンドボールなどが開幕し、県勢は次々と初戦を突破した。また、ボート競技(花巻市)は台風18号の接近に伴い、同日予定されていた1回戦の全レースを中止した。6日開催予定分のレースは7日に順延。7日に予定されていた敗者復活戦は行わず、予選通過チームを増やし対応する。7日は15競技が行われる予定。

  希望郷いわて国体の自転車競技は6日、紫波町の紫波自転車競技場で成年、少年男子のスプリント8分の1決勝と1`タイムトライアル、男女のケイリン1回戦、チームスプリント決勝などが行われた。岩手は男子チームスプリント決勝で後藤悠(早稲田大3年)、藤根俊貴(順天堂大4年)、照井拓成(日本大3年)組が敗れるも2位入賞で、同種目の県勢最高成績を記録した。1`タイムトライアルでは少年男子で中野慎詞(紫波総合2年)が1分7秒808で5位、成年男子で照井が1分5秒960、6位に入賞した。

     
   表彰台で声援に応える、成年男子チームスプリント2位の後藤、藤根、照井(左から)  
   表彰台で声援に応える、成年男子チームスプリント2位の後藤、藤根、照井(左から)
 


  チームスプリントは鳥取との対決。3人1組で一斉にスタートし、第1走者が1周目、第2走者が2周目の先頭を疾走し離脱し、第3走者が3周したタイムを競う同競技。スタート後に縦列を組みスピードに乗ることが重要な同種目。

  1走の後藤は「調子がよく、いいスタートが切れたが、藤根さん(2走)との距離が離れ、待ち過ぎてしまいスピードに乗れなかった」と振り返る。2走の藤根は「思うように進めず、前を待たせてしまった。完全に自分の責任」と悔しさをにじませた。

  1走と2走が離れスムーズに隊列を組むことができず、加速に時間を要した。その隙に鳥取は順調にスピードを上げ、1分3秒550でゴール。岩手は3走の照井の追い上げも及ばず、1分4秒009でレースを終えた。

  藤根は「地元国体で、今までにないくらいの応援をもらった。頼れる後輩2人がいたからこその2位入賞だと思う。ケイリンでは優勝できるよう頑張りたい」と語った。

     
   少年男子1`タイムトライアルで5位入賞の中野  
   少年男子1`タイムトライアルで5位入賞の中野
 


  照井は「今までこの種目で決勝まできたことがなかった。地元の応援がなければここまで来られなかった」と話した。

  1`タイムトライアルで5位入賞を果たした中野は「序盤はスタートからトップスピードにのり、いつも通りの良いペースを保てたが、後半の残り1周で、いつも以上に失速してしまった。高総体で7位に終わり悔しく、国体に向け練習してきた。ベストは尽くせたし、5位に順位を上げられたことがうれしい」と地元国体での入賞の喜びをかみしめた。

  このほか、少年男子スプリント8分の1決勝で安倍大成(紫波総合3年)が11秒308、成年男子の同種目で後藤が11秒424でそれぞれ4分の1決勝進出。成年男子ケイリンで藤根が11秒342で2回戦に進出した。今大会から導入された女子競技では、河野泉水(盛岡農3年)がケイリンに出場も予選敗退となった。(山下浩平)



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