盛岡タイムス Web News 2016年  11月  2日 (水)

       

■  雫石太陽光発電所 県内最大級で稼動 日立と欧州資本参画で 年間約7300世帯に供給


     
  太陽光発電所前でテープカットをした関係者  
 
太陽光発電所前でテープカットをした関係者
 

 雫石町沼返で建設が進んでいた雫石太陽光発電所が、竣工(しゅんこう)した。同発電所は、太陽光発電事業のエトリオン社(本社スイス連邦)と日立ハイテクノロジーズ社が共同出資し設立した「雫石太陽光発電合同会社」(マルコ・アントニオ・ノースランド業務執行社員)が運営。年間の発電量は約25・6ギガh時と試算され、県内最大級の太陽光発電施設となった。既に20年間の契約で10月20日から東北電力へ売電が始まり、年間約7300世帯の一般家庭に電力が供給されると見込まれている。

  エトリオン社と日立ハイテク社が国内に建設した太陽光発電所は、同町で二つ目。同町から借地した51fの敷地で2014年10月に着工し、約10万枚のソーラーパネルを敷設した。同合同会社は今後も、東北などに100メガh規模の発電能力を持つ施設建設を検討している。

  1日、同発電所の隣接地で竣工式が行われた。式典にはマルコ業務執行社員、エトリオン社、日立ハイテク社の関係者ら計約100人が参列。来賓の深谷政光町長、地元のハクセル美穂子県議、エトリオン社が上場するマグヌス・ローバック駐日スウェーデン大使らが神事で玉串を奉納。発電所の前でテープカットが行われ本格的なスタートを切った。

  マルコ業務執行社員は「日立ハイテク社、エトリオン社などへ2年間の貴重な支援に対し感謝を述べたい。深谷町長、ハクセル県議には地元の意向を助言いただいた。私はこの再生可能エネルギー開発に貢献することは、日本政府の計画にも貢献することと考える」とあいさつした。

  深谷町長は「環境に配慮し、地元の雇用にも貢献いただいた。循環型社会の構築を目指す町としては、シンボル的な施設が完成したと思う。子どもたちが環境エネルギーに興味を持てるように、教育の取り入れも考えられる。地元として運営にできる限りの協力をしたい」と述べた。


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