盛岡タイムス Web News 2016年  11月  19日 (土)

       

■  市民防災に新戦力 盛岡市新採用職員 消防団に体験入団62人


     
  誓いの言葉を述べる金田一さん  
 
誓いの言葉を述べる金田一さん
 

 盛岡市の新採用職員の盛岡市消防団への体験入団の訓示が18日、盛岡市盛岡駅西通の盛岡中央消防署で行われた。体験入団は昨年から始まり、今年は62人。今年完成した新しい消防署で、防災への備えを新たにした。台風10号被害の記憶も新しく、若い職員たちは地域を守る使命感を募らせた。

  体験入団するのは今年度の新採用職員76人のうち62人(男性38人、女性24人)。昨年は61人入団し、うち11人が継続している。体験入団者は1年間、居住地を中心に盛岡市消防団の各分団に所属し、装備や器具の点検、火災予防の啓発、講習や訓練などを行う。任期は10月1日から来年9月30日までで、既に現場で活動している。

  同消防団の藤澤良悦団長が、「南部火消しの輝かしい伝統と歴史を担い、市民生活を火災から守ってほしい。近年は毎年のように局地的な大雨が発生し、いつどこで災害が起きてもおかしくない。市民の防災への関心は高まっており、消防への期待は日々大きくなっている」と訓示。

  盛岡市の谷藤裕明市長が、「市民と協働する職員を育成するため、体験入団する62人の新採用職員は積極的に取り組んでほしい」と激励した。

  総務部総務課の金田一勇暉さんが、「災害対応の習得に努め、盛岡市職員の責務を果たす」と宣誓した。納税課の牧原健太さんは、「実際に行政にあたる中で現場がどうなるか理解し、生かしていきたい」、くらしの安全課の高橋望美さんは「仙北町に生まれ育って盛岡の街に貢献したいと思ってきたので、地域の人たちと密接な関係で災害の対応にあたりたい」と話した。

  11月1日現在の盛岡市の消防団員数は1213人で、うち女性88人となっている。



本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします